仲間 ページ15
キヨside
キ「今日久々にアナログゲームしようってなってさ、ガッチさんたち来るみたい。」
A「わかりました！今日はバイトなので、帰ってきたらみなさんの分もご飯作りますね。」
何にしようかな〜と言いながら朝ごはんを食べるAちゃん。
本当に伝えてよかった。柔らかい表情を見て思う。
2人でご飯を食べ終えると、Aちゃんはバイトに出かけてしまった。
食器を洗っているとインターホンが鳴る。
キ「はい？」
牛「よっ。時の人。開けろ。」
うっしーだ。早くね？
仕方なく鍵を開けると、3人同時に入ってきた。
キ「はえーって。」
レ「あれ？Aちゃんは？」
キ「バイト。」
ガ「なんだ〜。会えるの楽しみにしてたのに〜。」
キ「…夜ご飯作ってくれるって。」
俺がボソッと言うと、3人は分かりやすく喜ぶ。
子どもかよと思うけど、Aちゃんのご飯が好評で嬉しい。
A「ただいま〜！」
TOP4「おかえり〜。」
キ「自分の家みたいに出迎えないで。」
牛「いいだろ別に。そうだよな、Aちゃん。」
A「はい！…みなさん、この度はたくさんご迷惑をお掛けしました。そして、見守ってくださってありがとうございます。」
深々と頭を下げるAちゃんの横で俺も「ありがと」と言う。
レ「いいよ。…俺とAちゃんは友達だもん。」
ガ「いつの間に友達になってたの笑」
牛「相当気に入られてるな笑」
いじられて顔が赤くなってるレトさん。
Aちゃんは、レトさんの壁システムをいとも簡単に乗り越えた強者だ。
A「レトさんがいてくれたから、私、キヨさんとまた一緒に居られてるんです。本当にありがとう。」
レ「Aちゃんにもキヨくんが必要なように、キヨくんにもAちゃんが必要だからね。一緒にいてもらわないと。」
牛「そうそう。ほら。ちゃんと言っといたぞ。」
うっしーがそう言いながら携帯を見せてくる。
『この子が作ったものなら野菜でも食べるぐらいキヨが本気で好きな子だから見守ろうぜ』
『遂にキヨにもいい子が現れた！めでたいね、おめでとう』
『本当にいい子だから傷つけたら許さへんよ、キヨくんもね』
各々で俺たちの為に呟いてくれている。
キ「全員に貸1か〜。」
A「今日はいっぱいおかず作っちゃいます！」
いい仲間と彼女を持てた俺は、かなり幸せものなのかもしれない。
言わないけど。
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えぬ(プロフ) - RX-00さん» 最初から読んでくださってありがとうございます！会話部分は勢いで書いていて、私の中のキヨくんの叫びが出ちゃいました笑 これからも楽しんで頂けるように書いていきますので、ぜひ、よろしくお願いします🙇♀️ (2022年7月20日 16時) (
レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
RX-00(プロフ) - 初めまして。パート1から読んでます。キヨくんの発言する言葉ひとつひとつがキヨくんの声で脳内再生されて、毎回笑わせてもらっています！「ガッチさんにときめかないで！」が個人的に大好きです(笑) (2022年7月20日 16時) (レス) @page47 id: d76f713c2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えぬ | 作成日時：2022年6月5日 21時
