原石の姫と雪男たち (ページ28)

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少年たちページ28

ラウール

少年たちの舞台に一度もAちゃんは出てなくて、

そのかわりSixTONESが出てる時は必ず

演出に携わってたり

振り付け担当してくれてたりしてた。

けど、けっこうスパルタ、笑

「樹もっと左手上！」

樹「これ以上上がんない」

「ジェシー！！サボんな！！」

ジェ「だって慎太郎が！w」

「今のだいぶ音外れてるよ、大我」

京「ごめん気をつける」

「佐久間くんもうちょっとだけコンパクトにアクロいけます？」

佐「おけ！助走短めでやる」

「ふっかさん、その場面は上手からです」

深「そっかごめん！」

「渡辺、できたらそこがなりなしで。」

渡「むずいんよこれ」

「ブレスのタイミング、ちょっと早いから遅らせてみて？」

注意も

演出に関しての要望も

技術面のアドバイスも

先輩後輩関係なくズバズバ言っててかっこいい。

けどひとつ納得いかなかったのが…

「実は私も役もらったの！」

少年たちの映画の時のこと。

北「えっ、出れんの？」

今までずっと演出にだけ携わってたAちゃんが

映画で初めてキャストとしても出れることになったみたい。

慎「まじ？！食堂の可愛いお姉さんとか？」

「うんん！ふっかさんの奥さん！」

スノスト「…は？！？！」

まだSnowManに加入してなかったし

俺は出てないけどレッスン場の片隅でそんな会話を耳にした。

「あとね、ジャポニカも一緒に歌うよ〜」

ってニコニコなAちゃんと

深「いやー悪いね〜」

って鼻の下伸び切ってるふっかさんの顔は今でも忘れない。

あれは3メートルくらい伸びてた。絶対に。

深「A今から役作りしないとな、とりあえず今日うち泊まって？」

「って言ってるよジェシー」

ジェ「え、いいんですか！」

深「お前じゃねぇよ！！」

その後しっかり翔太くんと2人で仲良く帰ってた