俺が恋した組長娘（続）

バレンタイン ページ13

A







「阿部ちゃん、これ。今年もよろしくね」






阿「え、いいの？もらっちゃって」






「これで受験頑張ってね。」

















そう今日はバレンタインデー。















深「A俺には？」






「ふっかこれねー。お返しはGODIVAね！」













もちろん翔太にも作ってる、みんなとは別のやつ。








女の子同士で交換したりして甘いの好きな私からしたら大収穫祭でしかないの！











渡「太んぞ」





「この時期は服で誤魔化せるからいいの〜翔太は誰かからもらった？」






渡「2個ぐらいもらったけど義理だって宣言して渡された。」






「へー意外ふっかあんなにもらってんのに」












教室の外を見るとふっか目当ての女の子が何人か群がってる。














渡「だって俺彼女いるから」














なんてニヤケ顔で私に向かって言ってくる





あげるのやめようかな？笑















阿「A嫉妬しない？もし翔太がいっぱいもらってたら」












嫉妬、、か…












「しないよ。」

















だって翔太はそんなやましいことしないだろうし。
















阿「なんで？」






「なんで、か…」















今まで付き合った人に対しても全くしなかったし







私嫉妬しない体質なのかなだなんて呑気に考えてたら







ガタッと席を立った翔太はトイレと言って教室を出た
















阿「あらら、余計なこと聞いちゃったな…」














え、怒ってた？

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