俺が恋した組長娘（続）

． ページ22

渡辺












明日はAとディ◯ニー。







正直今まで彼女に行こうと言われてもそんなに乗り気ではなくて並ぶのだるしい高いしなんて言い訳して断ってきた。

















けどAが行きたいって、






しかも制服で。











秒でOKした。











当たり前じゃん！！
















Aの制服姿の見納めだし、



カチューシャとか帽子とか絶対可愛いし、



テンション上がってるAに振り回されたい願望もある。











ね？行くしかないでしょ？















ノリノリで








翔太明日何時集合?








とメッセージを入れたのが昼の12時前















そして今は夕方の17時。




遅い、遅すぎる。










確かきょもと買い物行くとか昨日電話で言ってたけど、、












Aはまめに連絡を返すほうだから尚更心配で




不安になって何回もスマホをつけたり消したり…









そんなことをしてたらもう19時。







流石におかしい。














こんな返信ひとつで大袈裟かもしれないけど



家柄的に何かあったんじゃないかとか考えて家を飛び出した。













家に帰ってて充電切れてたの。




で終わればいい。





何もなければ…



















Aの家から駅までの道のりの街灯が並ぶあまり人気のない路地にキラッと地面に光るものが目に入った。











街灯の下に落ちてるそれは紛れもなくAのスマホで画面を開くと俺の後ろ姿のロック画面と俺からの通知。










そしてその近くに俺の耳についてるものと同じピアスも転がっていた。

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