○旅行に行ってみた ページ8
«キヨ»
「でもこっち方面来たことねーし。」
行き先も言われずに旅行に行こうと唐突に言われ、渋々準備をしましたが到着した場所は貴女と彼の地元でした。「地元の旅行って。」呆れる貴女ですが、彼はそう言われると分かっていたのか全然気にしていません。むしろ貴女を放って歩き出しました。はぁ、と溜め息を吐いた貴女ですが、1時間後には彼より楽しんでいます。「ね、次あれ行こ！」子どもみたいに無邪気な貴女にぷはっと吹き出す彼。しかし地元を満喫している貴女は気付きませんでした。旅館に戻って、ご飯を食べて温泉にも入って。浴衣を着た貴女が、さぞ楽しそうに部屋に入ると彼がいました。「わ、キヨ似合ってる。」「Aも可愛い。てか、今日1日可愛かったけどな。」隣に座る貴女の耳元で言った彼は意地悪に笑っていました。今度は貴女が食べられる番ですね。
«レトルト»
「忘れ物ない？」
すごく忘れ物の心配をする彼に、何度目か分からない「大丈夫。」を呆れたように言いました。久しぶりの旅行を良いものにしたい、という思いからなので許してあげてください。彼と行くのは海外の南国の地。英語が出来ない彼ですが、貴女のためとなると奮闘してくれます。「わ！すごい！ね、レトさん見て見て！」ホテルに着いた時点でテンションが上がってはしゃぐ貴女に「あんまりはしゃいじゃダメだよ。」と言いつつ、とても嬉しそうです。「でもなんで急にハワイ行きたいなんて言い出したの？」そう、言い出しっぺは引きこもり性質がある彼。ずっと聞きたかったことを彼に聞いてみると「下見だよ、下見。」「何の？」「内緒。」怪しく笑って中に入っていきました。
«牛沢»
「うっま。」
貴女達が来ているのは東京からそう遠くない、美味しいお店が立ち並ぶ繁華街。「食べ歩きがしてみたい。」という貴女の願望を、予定を調整して叶えてくれた彼。「本当に良かったの？」「Aが楽しんでくれれば来た甲斐があるんだから、気にせず楽しんでよ。」「…ありがとう。」微笑んだ彼がかっこよくて、思わず顔を逸らしてしまいました。ホテルから繁華街に着くと、さっそく美味しそうなお店を見つけて歩き出そうとすると手を掴まれました。「はぐれるだろ。」「あ、ごめん。」「何処行きたいの？」貴女が行きたいところを指差すと、彼が貴女は引っ張り連れていってくれます。その際、人混みがすごいのに苦しくないように貴女が歩くには十分の余裕を作ってくれる彼。かっこいいですね。
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花音(プロフ) - 初めまして♪どの話しも胸ｷｭﾝしました( *´艸｀) (2022年7月8日 12時) (
レス) @page22 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
きゅうりの糠漬け - リクエストよろしければ、「殺されてみた」が見たいです！ (2022年5月24日 22時) (レス) id: 633aa1b5d3 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぅー - リクで電マ、ローターでお仕置き (2022年4月23日 21時) (レス) @page15 id: f68ffa5c6a (このIDを非表示/違反報告)
Aoao___soda(プロフ) - リクエストいいですか？「頭痛で寝込んでみた」見たいです！ (2022年1月14日 20時) (レス) id: fbbf5a4302 (このIDを非表示/違反報告)
るゆ - めっちゃこの作品好きです...話の書き方が好みです！これからも無理せず更新してくれると嬉しいです...。出来ればで大丈夫なんですが、リクエストで嫉妬してみたをやって欲しいです！ (2021年12月28日 17時) (レス) id: 360678e429 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまごアイス | 作成日時：2021年10月14日 19時
