○妊娠したと言ってみた(嘘) ページ32
«キヨ»
「…は？」
テレビに釘付けになって構ってくれない彼にムカついて出来心で放った言葉。どうせテレビに夢中だし、それもムカつくけどなんとも言わないだろうと思ったのに、彼はキッチンにいる貴女を振り返ります。流すと思っていたのに、大好きなテレビ番組から目を逸らしてまでこちらを振り返った彼に、焦って冷蔵庫を開ける要らない動作をしてしまいます。「なぁ、ほんとなの？」少しだけ震えた背後にきた声に「〜っ嘘だよっ…んっ！」と声を荒げると彼の方に顔を向けられいきなり深いキス。彼はぴーっと鳴る冷蔵庫を空いている手で閉めて息が荒い貴女を冷蔵庫に押し付ける彼。「俺傷ついたわってことでお仕置きな？さっきの本当にするかもだけど。」怪しく笑った彼はそう言った後、また噛みつくようなキスをしました。
«レトルト»
「え、なんかあったの！？言ってくれれば付き添ったのに！」
貴女が「今日病院行ってきたんだけど」と前フリをすると慌てて貴女がいるソファの元へ来てしゃがみ込んで聞いてくれます。「うん、私は大丈夫なんだけど。」「良かったぁ…」「妊娠してた。」貴女が頷いて安心した彼に間髪入れずそう言えば、目を見開いて口を開けて固まる彼。そんな反応すると思ってなくて思わず笑ってしまった貴女に察した彼。「もう…冗談きついよ…」「あはは、ごめん。でももうそろそろいいかな〜なんて。」力がなくなる彼に貴女が照れたように笑いながら頬をかいて言うと視点が変わります。「そんなこと言われたら事実にしちゃうけどいいの？」答えはどうしますか？
«牛沢»
「ふーん、じゃあ検査したやつ見せてよ。」
出掛けて帰ってきた彼に大事な話があるからとリビングに連れてきてカーペットの上で対面して座る。なぜか緊張して「きょ、今日妊娠の検査をしたら、陽性で…に、妊娠したの。」と上擦った声でいっぱい噛んで言うと少し間を置いてそう言われます。もちろん嘘をついただけですから、検査はしていません。痛いところを突かれた貴女は挙動不審になり、彼は笑います。「ま、だと思ったけど。」「なんで毎回気付くのぉ…」「Aは分かりやすいからな。」余裕があって全て見切られているような不満からでしょうね、貴女が本音を話してしまったのは。「で、でも私が本当にうっしーとの子供が欲しくて嘘ついたなんて知らないでしょ？」立ち上がろうとする彼の服の裾を掴んで上目遣いをすると「…あーあ、お前が悪いから。」とベッドへ連行です。
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たまごアイス(プロフ) - 箱さん» コメントありがとうございます！いえいえ全然。それならよかったです(笑)これからもどうぞよろしくお願いします。 (2021年11月3日 0時) (
レス) id: 84c9dfda6b (このIDを非表示/違反報告)
箱 - お礼が遅れてしまいすみません。リクエストのやつ書いてくださりありがとうございました！期待以上で画面の前で悶えてました(笑) これからも楽しく読ませて頂きますね！ (2021年11月2日 21時) (レス) @page5 id: dbdea8e05b (このIDを非表示/違反報告)
たまごアイス(プロフ) - 匿名希望さん» コメントありがとうございます！思い付いたものをただ文章にしているだけなので、そう言っていただけて安心です^^ (2021年9月4日 17時) (レス) id: 84c9dfda6b (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 個人個人の特徴を捉えれていて素晴らしい。 (2021年9月4日 17時) (レス) id: 7d746d30e5 (このIDを非表示/違反報告)
たまごアイス(プロフ) - 雪月花さん» コメントありがとうございます！ええ、私の作品がモチベに！嬉しい！！『抱きしめてみた』ですね、了解致しました！書くのは続編に回ってしまいます、すみません、、 ありがとうございます、雪月花さんもどうかお気をつけて！ (2021年8月16日 17時) (レス) id: 84c9dfda6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまごアイス | 作成日時：2021年7月15日 21時
