○○してみた、されてみた！【ky】【rtrt】【uszw】

○奪い合われてみた　[男子会] ページ26

「あれ、あいつは？」

「なんか怒ってたよな。」

「それがさー…」

1人で帰ってきたレトルトに容赦なく質問する2人だったが、気にもせずそれに答えた。

「はあ！？あいつそんなこと言ってんの！？」

「鈍感にも程があるわ…。」

その答えを聞いた彼らの反応は違ったが、先程の言動通りの感情を抱いている彼らは呆れたようだった。しかし、そんなところもまた、ね。

「てか、うっしーはまだいいけど、キヨくんアウトでしょ！」

「完全に抜け駆け行為だぞー。」

「いやまあそれは悪いけど、レトさんもAとなんかあったんじゃないの？」

名前の言葉を思い出したレトルトがキヨの行為を咎めると、牛沢が同調した。軽く謝るキヨは異変に気付いていたようで本人にまっすぐ聞いた。キヨの圧に負けたレトルトは白状する。

「…押し倒した。」

「「はあ！？」」

「いや、抜け駆けどころの話じゃねーじゃん！」

「よく俺のこと言えたな！」

「Aが可愛いのが悪い。」

そのレトルトは集中砲火を食らい、色々な文句を言われたが、最後の1言を聞いた彼らは思わず頷いた。正直に思っているからだろう。

「ね、Aこれからちゃんと意識してくれるかな？」

「あいつのことだし、どうだかな。」

「くっそ、俺だけ事故とか不利過ぎるだろ。」

色々な飲み物が置かれているテーブルを前に、彼らは夜が明けるまで恋の話をし続けた。しかも共通の。いい年した大人が恋バナかと思うかもしれませんが、本人達は楽しそうだしいいじゃないですか。
いつの間にか彼らは寝てしまっていて起きた時間はバラバラだったが、3人全員に毛布がかかっており起きた人には

「おはよう。」

と漏れる光を背ににっこり笑ったAの挨拶が付いてきた。

「私昨日のこと全然覚えてないんだよね。じゃん負けでキヨのおごりだった以外。」

「「「 」」」



更新遅れてすみませんんんんんん
書きながら寝てて、充電切れて萎えてたけど書ききることが出来ました(((
全然奪い合いになっていませんよね、本当に申し訳ないです(((
それでも楽しんで頂けたら嬉しい限りです！

ではでは。

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