『キヨ』You're so evil ! (ページ18)

今日:13 hit、昨日:1 hit、合計:10,824 hit

ё17 ページ18

美里と待ち合わせした喫茶店に着いた。

可愛らしいネオンライトで彩られており私には少し入りずらかったが、思い切ってドアを押すと、1番近くのテーブル席に美里が座っているのが見えた。

向こうも私に気づいたようで、微笑みながら手を降ってくれる。

A｢ごめんね。遅くなってしまって。｣

美里｢いえ、全然待ってないですよ！｣

そう言って両頬に深い笑窪を作って笑てくれた。

パッチリとした二重の目に長いまつ毛。
膝上ほどの淡いピンクのスカートから、すらっとした美脚が伸びていた。普段お店の制服姿しか見ないので気づかなかったが、美里はそこらのモデルよりも可憐なスタイルを持っていて、普通の大学生よりも大人びている。

平日というのもあってか店内は空いていて、落ち着いた雰囲気が漂っている。

美里はフルーツサンドイッチを、私はとりあえずホットチョコレートを注文した。

白いマグカップを両手で包み込んで悴んだ手を温めていると、美里が真面目な顔で話し出した。

美里｢実は百瀬先輩に相談があるんです。｣

そう言って私に向けてきたスマホの画面にはあの赤髪の長身と私がうつっていた。

_________________________________

更新遅くなってしまってすみません！