第6話:九是詩織 ページ7
結局、治は何処かへ行ってしまった。
暇だ。また振り出しに戻り。
部屋に戻って来たが、ベッドの舌でとぐろを巻いて気持ち良さそうに寝ているルシャを起こす気にもならない。
かといって、治のいない今、起こす奴は居ないのだ。
そこまで考えて、散歩という考えが思い浮かんだ。
治が言ってた時点で気づくべきだったけど、今から後悔しても意味なし。
どうせ表から出ていったら要が怒ると思い、２つの斧を掴み、腰に下げた。
相変わらずぐっすり眠っているルシャを起こさぬよう、そっと窓から外へ出た。
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小道に沿って歩いていると見覚えのある背中を発見。
瞬時に身を隠し様子を窺う。
幸いな事に気付かれていないようだった。
伊達にシュッツNo.3を名乗っている訳じゃない。
それよりあいつは確か、政府のとこの奴。
名前は忘れた。
戦うのに名前なんて要らないし。
ルシャが覚えてくれたし。
敵か味方かの判断だけでいいし。
そんな言い訳を脳内でこぼしながら着いていくと、噴水の前に着いた。
そこにいたのは諒人。
どうしてここにいる。
そこではっと思い当たったのは新人の話。
ちゃんと聞いておくべきだった。
それにしても、新人の情報がばれるはず無いのに。
一体どこで嗅ぎ付けたんだろう。
軽くパニックに陥りかけた私は今更、ルシャを置いてきたことを後悔した。
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日向信乃(プロフ) - 大変遅くなりました。申し訳ございません (2016年6月29日 0時) (
レス) id: 149e2c85db (このIDを非表示/違反報告)
日向信乃(プロフ) - 更新します (2016年6月28日 22時) (レス) id: 149e2c85db (このIDを非表示/違反報告)
わたうさ(プロフ) - できました (2016年6月25日 12時) (レス) id: 43b426933d (このIDを非表示/違反報告)
わたうさ(プロフ) - 書きますね。 (2016年6月25日 11時) (レス) id: 43b426933d (このIDを非表示/違反報告)
黒氷(プロフ) - 終わりました、SOS出したのでプランの方誰か繋いでくだされば… (2016年6月10日 22時) (レス) id: b7b1a79610 (このIDを非表示/違反報告)
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