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二宮「おー。」
パジャマに着替えて、ベッドに入った。
熱計ってみ？と体温計を持ってきて、
ピピッと音がなり、数値を見たカズの一言目。
A「…何度？」
二宮「聞きたい？お前、聞いたら熱上がりそうだからな(笑)」
ちょっと可愛い顔で笑う。
ちょっとムカつく。
早く言え。
でも、実際聞いたら、やっぱり、本当に、ますますだるくなる。
二宮「ほらな？(笑)なんか食いたいもんある？買ってきてやるよ」
A「無い…」
二宮「飲みもんとかさー。」
A「いらない…てか、寝たい」
だるくて頭が痛くても気がついた。
布団を頭までかぶる。
二宮「何やってんの。」
A「うつる…カズ、この部屋、今日、入らない方、良い…」
二宮「わかった、オレ、部屋、出る」
ふざけながら、カズが立ち上がる。
布団ごしにわかる、カズの手のひら。
ぽんぽんとしたあと、布団を少し下げておでこを触る。
二宮「何かあったら呼べよ」
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作者名：柊花 | 作成日時：2016年5月31日 0時
