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松本「A〜。コーヒー入ったよ」
A「ありがと」
キッチンの片付けも終わって、
ソファーに座って一息つく。
入れてもらったコーヒーって美味しいな。
A「私、思うんだけど」
松本「ん？何？」
A「私、初めて会った時から潤くんが好きだったのかも」
松本「…え？」
A「潤くんは、初めて会った時のことなんて、覚えてないでしょ？」
松本「あー、えーっと…ニノの家だよね？」
A「私、あの時の光景が忘れられないの」
そう言って、潤くんの顔を見たら
ちょっと困った顔して私を見てる。
A「あ、いーの。潤くんは覚えてなくて良いんだよ(笑)そうじゃなくてね、あんなに人に会って、ビックリって言うか、衝撃って言うか、印象強かった人が潤くんくらいしかいなくて」
松本「…」
A「それって、絶対恋だよね？なのに、私全然気づかなくて。ほんっとバカだよね〜」
コーヒーを一口。
A「私、カズの所に来る、潤くんと目を合わせたり、話したり、そういうのが、すごく恥ずかしかったの(笑)
一緒にいて、私の変な所とか嫌な所を見せたくなくて、あんまり側にいたくなくて。
それをニガテだと思っちゃってたんだね。
なんか、潤くんと一緒にいるようになって
やっと気付いたよ」
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作者名：柊花 | 作成日時：2016年5月31日 0時
