唯一の女役員は今日もみんなと仲良しみたいです【w,r,w,r,d】 (ページ47)

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おはようページ47

rbr side

Aちゃんは俺が読み聞かせを始めてから一分ぐらいで寝てしまった
お嬢様が寝たため暇になった俺たちは喋っていた
でもAちゃんが寝てから５分ぐらいがたった頃だろうか．

『ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ…』

rb「…？なぁ、ゾム．今Aちゃん喋らんかった？」

zm「気のせいちゃう？寝てるんやし」

rb「そうだよなぁ…」

『ｺﾞﾒﾝ…ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ…』

rb「ゾム！やっぱりAちゃん喋っとるって！」

zm「え～…？寝言ちゃうんか？」

rb「いや、そうなんだけどさ！一回聞いてって！」

zm「え～…？」

『ｲﾔ…ﾔﾒﾃ…』

Aちゃんの目から一粒の涙がこぼれた

zm「悪い夢でも見てるんか…？」

rb「起こしてあげたほうがええん『ｺﾞﾒﾝﾅｻｲｺﾞﾒﾝﾅｻｲｺﾞﾒﾝﾅｻｲｺﾞﾒﾝﾅｻｲ…』A！？」

zm「やばいんとちゃうん！？」

tn「騒がしいけどどうしたん！？」

rb「トントン！なんかAちゃんがうなされてて…！！」

tn「うなされてる…？」

zm「泣いてるし…どうしたらええ…？」

俺達があたふたしてるとシッマがAちゃんの寝てるベッドにゆっくりと歩いて行った
何をするのだろうかとみているとシッマがAちゃんを起こした

kn「A、A」

『シッマ…』ｷﾞｭ

目の前でシッマとAちゃんが抱き合ってる
シッマが聞いたことのないような優しい声色で話しかける

kn「…昔の夢でも見たんか」

『…うん』

kn「大丈夫や．俺がいる．安心しろ」

『ありがとう…シッマ…』

そういうとAちゃんは再びｽﾔｰっと今度は穏やかな寝息を立てて寝始めた
Aちゃんが寝たのをシッマが確認してベッドに横たわらせる
沈黙を破ったのはグルッペンだった

gr「コネシマ…説明しろ」

kn「あいつ…時々あぁなるんよ．昔の夢を見てうなされる．すぐに起こしてあげられればええんやけど…一人で寝てるときにあぁなると次の日高熱をだすんや」

tn「昔の夢ってどんなんなん…？」

kn「おそらく中学生のころの夢やろうな．あいつ、いじめられててん」

rb「それでずっとごめんなさいって…」

kn「これでも回数は減ってるんや…前は週一とかやってん…今は2,3か月に一回ぐらいになってんけど…」