一夜の過ち4(マリカチーム1) ページ19
｢お前らいつまで寝てんだ？起きろ。ほかの部屋はとっくに起きてるぞ｣
目を覚ますと、とりなん先生。の足。
｢布団は畳んどけよ｣
とりっぴぃが起きたのを見て、とりなん先生は去っていった。
あの後せっかく起きたんだし、ということでトランプに興じた。朝の四時くらいまで。
｢ふわぁ……｣
三人を揺り起こし、洗面台に向かう。
｢寝癖やば｣
髪を必死に撫でつけていると、せんたんが起きてきた。
｢おはよ｣
｢おはよう。昨日はごめん｣
｢いいよ、楽しかったし｣
｢ありがと。せっかく仲良くなったのに、もうお別れだね｣
そう。この旅館には一泊しかしない。北海道は広いので、毎日別のホテルに泊まるのだ。
｢何言ってんの、同じ高校じゃん｣
そう言うと、せんたんは口に歯ブラシをつっこんだまま笑った。
クラスごとに分かれて朝食を摂っていると、愛ゴリが隣に座るとりっぴぃの肩をつついた。
｢なぁ、昨日さ『Ｈ大好き』って番組あったの知ってる？｣
思わず、飲んでいた牛乳を吹き出しそうになる。
｢見たかったけど起きられなかった……深夜枠だし、ぜってーすげぇ番組だよな｣
｢俺、見たよ｣
そう言うと、同じテーブルのほぼ全員がとりっぴぃを見た。向かいにいるバケゆかだけが、もくもくと食事を続けている。
｢どんな番組だった！？｣
｢え、もうやばかった。見なかったら後悔するレベル。これ以上は俺の口からはとても……｣
そう言って首を振る。肩を震わせていたバケゆかが、突然とりっぴぃの後ろを指さした。
｢え？｣
振り返ると、口角を上げながらも目は笑っていないとりなん先生。
とりっぴぃの背中を、つつっと汗が流れ落ちた。
終
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連合(プロフ) - ミカケヒトシ@生ばけさん» 俺もついていきますぜ親分…フォッカチオを食べるために…！！(なんだこれ) (2018年5月31日 23時) (
レス) id: bbfe7f8fa1 (このIDを非表示/違反報告)
ミカケヒトシ@生ばけ(プロフ) - 連合さん» 告白されてしまった……この気持ち、どうしたら……とりあえずフォッカチオ食うか。 (2018年5月31日 21時) (レス) id: fbce6af44e (このIDを非表示/違反報告)
連合(プロフ) - もうすでに腹筋死にました…フォッカチオはズルい…好きです…(突然の平然とした告白) (2018年5月31日 0時) (レス) id: bbfe7f8fa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミカケヒトシ | 作成日時：2018年5月30日 17時
