いつでも、支えてあげるよ。２ (ページ17)

今日:7 hit、昨日:7 hit、合計:24,128 hit

④ 11/13 ページ17

⚠嘔吐表現注意

ー

★sideるぅと
僕ところちゃんで肩を貸し、なんとかトイレまで莉犬を連れてきた、僕達子供組。

こ「莉犬くん……吐ける？」
る「無理しないでいいよ莉犬、吐く？大丈夫…？」
莉「……」

ころちゃんも心配してくれてる。
莉犬はよっぽどしんどいのか無言だけど…。

その時、

莉「……ぅ…ｯ、」

莉犬が小さく苦しそうな声を出す。

る「莉犬…!？」
莉「きもち…わ、る………ぅ、おぇ"…ｯ！！
＿＿……あ、あれ…？」

……一瞬吐いちゃった、と思ったけど、何も出てこなかった。

莉「うっ……、っはぁ、はぁ……ｯｹﾞﾎｯ､ｹﾞﾎｯｺﾞﾎ！うっ、おぇ…！！」

1度失敗したせいか、何度もえずいてしまう様子の莉犬。

る「り、莉犬！！大丈夫！？手助けいる…？」
莉「るぅ、ちゃ……ｯ、ゲボｯ！！ｺﾞﾎｯ！ｹﾞﾌｹﾞﾌ､ごふっ！！」
る「莉犬…！無理して喋らないで…！……ぅ、」

僕は後ろで何も出来ずに見ているころちゃんの目を見る。
視線に気づいたころちゃんは、無言で「うん」と頷く。

それを確認して、僕は莉犬の背中を擦りながら言う。

る「莉犬……苦しいけど、ごめんね…！」

そして僕は莉犬の喉に指を入れて、思いっきり舌を押した。
その瞬間、

莉「ぅえ"ァｯ！！ｸﾞﾌ､げふっ…！！おえっ、おぇ"え"え"ぁ"あ"…ｯ！！うぇえ"っ！ｵｪ…ｯ…」

信じられないほどの量の吐瀉物が出てきた。
僕は一生懸命になって莉犬の背中を擦る。

数分後、全て出し終わったのかほとんど吐かなくなっていき、莉犬はゼェゼェとしんどそうに、必死に呼吸している。

る「大丈夫、大丈夫だよ、莉犬…大丈夫。深呼吸して、息を整えて…」
莉「ゼェ…ゼェ、ｺﾞﾎｯ…ゼエ、ﾊｧ…ハァ、ハァ……ハァ…」
る「そう、そうだよ、上手」
こ「…り、莉犬くん……とりあえずうがいしに行った方が…、？」
る「そうですね……莉犬、立てる？洗面所行くよ、うがいしないと」

そしてころちゃんと2人で莉犬を洗面所に連れて行き、うがいさせる。
それから寝室に連れて行き、ベッドで寝ておくよう言った。

そして大人組3人も後に帰ってきて、莉犬のベッドの周りに集まった。

な「るぅちゃんころちゃん、ありがとね」
る「いえ。」
さ「今はこいつ…莉犬、どういう状況？」
る「かなりいっぱい吐いちゃったので、落ち着いたのを見てうがいさせて、それから寝させました」
な「そっか…ありがとう」

ー

文字制限。
続きます↓↓↓