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おどろき ページ1
「A！！一緒に帰ろ。」
夏休みの部活おわりとはおもえないほど元気な声だ。
「奈央、いつもにまして元気だね。」
＜吹奏楽部＞とかかれたドアをしめながら私はこたえた。
奈央とは、この高校にはいって出会った。
同級生の2年生で、誕生日まで近い。おまけに部活も一緒。(奈央がフルートで、私がトランペット)
運命といえる出会いだった。
「元気っていうか、興奮だよー！」
「え？なにに興奮してんの？」
正直、奈央のテンションにはついていけてない私。
「うちの高校、夏の甲子園いけるって！」
ん？こ、こうしえん？んーと。
「って、ええええーーーー！！」
おもわず大声をだしてしまった。
負けるものか、と対抗するセミの大声がつづく。
学校の帰りの坂道にえんえんと広がる青空と額に流れる汗がいかにもそれらしいかんじを演出していた。
続く
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のこ - 面白い！更新待ってます！ (2018年9月16日 16時) (
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作者名：れっどがーる | 作成日時：2018年5月14日 10時
