Second Lover〜二番目の恋人 ２章

小指の約束 ページ23

目の前にいるはずのユチョンがいない・・・

と思ったら私の真横にいて立て膝をついていた。

何故かミッキーの小さなぬいぐるみを持って。

サンタさんのかっこうをしたミッキー。

背中には白い袋を背負っていて開け閉めができるようになっている。

そこから何かを取り出すユチョン・・・。

それは、ティファニーのピンキーリングだった。

黙って、私の左手の小指にはめるユチョン・・・。

YC「左手の小指にはめると幸せが逃げないらしいよ。俺の代わりにいつもこの指輪が幸せにしてくれるから^^それと、一番先に目に付くのが小指にはめてる指輪なんだってさ。だから俺の物っていうアピールだから仕事以外はつけとけよ？」


「ユチョン・・・ギュってして？」

ギューっと強く抱きしめてくれる・・・。

「ありがとう。
こんなにたくさん素敵な事してくれてるのにプレゼントまで・・・
本当にありがとう。」


YC「俺ずるいからさ。宙ぶらりんだし・・・
いつもAに甘えてばかりだからさ。
たまには男を見せたくてさ^^」


「いつも、ユチョンは男だよ・・・
フェロモン漏れてるもん(泣)」


YC「本当は、ペアリングにしたかったんだ。
だけど、今の俺にはまだする資格がないからさ。
だからピンキーリングでごめんな？
まぁ、ピンキーリングをプレゼントする事自体おかしいか・・・。
やっぱり、俺ってずるいのかな。」


「そんなことない！ちゃんと考えてくれてるじゃない。それに、この関係がやならいつだって私がやめてるよ？
けど、ユチョンだから・・・」


YC「でもね、俺お前とどうしてもペアのもの欲しくてさ・・・
さっき買っちゃった。」

それはさっき私がチラっと見ていたものだった。

ｽﾏﾎにつけるストラップ。

ミッキーとミニーのペアのもので2つ合わせるとキスしてるストラップだった。

ユチョンはミニー。私はミッキーをつけた。

こんな事して大丈夫？って聞くと、大丈夫だって言った・・・。

YC「バレてもいいんだよ？だけど、バレルのってA的にもやだろ？ちゃんと自分の口から言いたいし・・・
だから、カモフラージュでヒョンとジュンスにつけてもらうから大丈夫^^」


「ずる賢い・・・
でも、その方がいいよ。
だって、ユチョンと私だけの問題じゃないもんね？ＪＹＪの問題だもんね・・・
私が言うのも申し訳ないけどぉ・・・」


YC「なんか暗くなったからもう、やーめよ？
ほらケーキ食って後は・・・
お楽しみが待ってるからさ、ククク^^」

sweet time→←スイートルームで・・・

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