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家についても止まらない鼓動。
やっと、やっと正しい道に戻れたんだ。
嬉しくて、早く誰かに伝えたくて……。
でもちょっとだけ自分だけで幸せを味わいたくて。
prrrr
prrrr
え。
急になりだした携帯を見てみれば、山田涼介の文字。
何もわからずに出ない私。
それでも止まない音に何故か冷や汗かく。
「……はい、Aです」
「あ、A？急にかけてごめんね」
電話に出たのはまさかの大貴。
「あ、ううん。私もちょうど連絡したいなって思ってたところ……」
連絡先消してしまったのだけれど。
「ちょうどよかった！次いつ会おうかなって思って」
「いつやすみ？」
「来週の水曜日なんだけど、空いてるかな？」
手帳で確認する私。
「うん、空いてるよ」
「よかった！じゃぁ、朝の10時に〇〇駅で！」
ガチャっと切れる電話。
ら、来週の水曜日かぁ。
電話を切ってもドキドキが止まらない私。
洋服とかどうしよう。
これは大変そうです。
今からドキドキしてねれなそうです。
.
続く (更新停止中)
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作者名：ゆうたろう | 作成日時：2018年3月20日 0時
