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Daiku side




お見合いが終わり俺はそのまま山田の家に向かった。




「ありがとう」




山田の家にいるメンバーに感謝の気持ちを伝える。




「ちゃんと気持ち伝えて、正しい道を一緒に歩くことにした」




ちょっとした報告なのに涙が止まらない。


それを見てメンバーは笑いながら泣き虫だと馬鹿にする。


でも、メンバーは本当に喜んでくれているみたいで、圭人なんて少し涙ぐんでよかったって言ってくれた。




それからみんなで光くんと山田の作ったご飯を食べた。


お酒も久し振りに呑んで気分は上々。




「Aちゃんとは次いつ会うの?」


「あ」




いのちゃんの言葉に俺は一気に酔いが覚めてしまった。




「着信拒否された挙句、連絡先全消去されてしまったんだった」




自分で言って傷つく俺。




「電話番号ならわかるけど」




そう言って自分の携帯を出す山田。


携帯の画面にはしっかり君の連絡先が保存されていた。


前連絡取った時にさ、登録したんだって言って電話をかけようとする山田。




「え、ここでかけるの⁉」

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作者名:ゆうたろう | 作成日時:2018年3月20日 0時

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