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私が一生懸命、君を好きなのを伝えたお陰か、メンバーの皆さんには変な誤解が解けた。




そして私は気付いてしまった。




メンバーの皆さん、きっと私と君の関係を知っている。





誰が話したのかもわからないし、君がそんな人にバラす人ではないし。





頭の中で最近美化されすぎている君のせいで、判断に私情が入る。









「今度は友達としてご飯でも行こう」









山田さんの優しい言葉に私は軽く頷いた。




行く気はあまりないけど。









「じゃぁ、そろそろ大ちゃんきちゃうから」









そう言われて私は楽屋をでた。




でも、でも、待ってたら会えるってことだよね?




あぁ、なんて馬鹿なんだろう、私。




君が最近元気がないのを私のせいにされて、勘違いってメンバーの皆さんとなったけど?




少しでも会えなくなっているのを、間違ってしまった道を後悔してくれてるのかなって思ってる。




楽屋の前で動かずにいると遠くで君が見えた。

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作者名:ゆうたろう | 作成日時:2018年3月20日 0時

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