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物 -物襲- ページ5



璞side


はて_____どうしたものか。


我はこれからの事を考えながら______暗い奥の部屋を出て、離れに身を隠そうと素早く縁側を歩いていた。

ようやく離れを見つけて扉を開けようとした。


すると後ろからいきなり抱き着かれ、動けないように我の身体を扉に押しつけた。

押し付けられた力が強く、顔だけ後ろを振り向いた。

そこに立っていたのは_____金色の瞳が野生の獣のような目をしている三日月宗近だった。


三日月宗近は我の首元で匂いを嗅ぎ、首筋に自身の唇を強く押し当て吸い付いた。

押し付けられて力が入らなくなった両手首を後ろに回され_____三日月宗近が持っていた布でキツく縛られ動かせなくなった。


その状態の我を三日月宗近は離れの中へ入れた。


全く何も見えない暗闇の中で_____三日月宗近に無理矢理口を開けさせられ、何か液状のモノを入れられた。

三日月宗近により、暗闇の離れに蝋燭の火が灯る。



璞『ゴクッ!ゲホゲホッ!
何を飲ませた………みかっ。ヒャァ////』



何だコレは………!?


三日月宗近に飲まさせた液状のモノの影響か、和服の上から胸を触られただけで生地に擦れて徐々に感じ始めて来ているのが分かった。



三日月「さっきはあっと言う間に逃げられてしまったが、今回は絶対に何処へも逃さぬ。

だから今度こそ俺のモノになれ。なぁ、似照路。」



そう言って笑った三日月宗近の金色の瞳には______我の姿だけがハッキリと映っていた。

棄 -破棄-→←狼 -妖狼-



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幽鬼(プロフ) - 神無月さん» ありがとうごさいます。頑張りますね。 (2019年5月25日 21時) (レス) id: 5875e830d4 (このIDを非表示/違反報告)
神無月(プロフ) - 続きが気になる!更新頑張ってください! (2019年5月25日 20時) (レス) id: 4f06722720 (このIDを非表示/違反報告)
幽鬼(プロフ) - apipeさん» そう言ってもらえてありがとうございます。 (2019年5月19日 17時) (レス) id: 5875e830d4 (このIDを非表示/違反報告)
apipe - めっちゃ続き気になる(//∇//) (2019年5月19日 13時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)
幽鬼(プロフ) - apipeさん» 皆さんのおかげで続編が出来ました。これからもよろしくお願いします。 (2019年5月16日 7時) (レス) id: 5875e830d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:十騎 幽鬼 | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年5月16日 2時

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