急に ページ12
甘露寺「!!」
胡蝶「やっぱり、可愛いは正義ですね〜」
この時自分は、確信がついた。
もう、一生このままで居よう!と...
俊「お前今、このままで居ようとか思って無いだろうな?」
!
『え、君は生き物の心が読めるとか何か?』
俊「意思疎通ができるお前に言われても...」
『でも...確かにこのままで居ようとすると、本来の姿には戻れなくなる。』
俊「あぁ、それに化けれなくなるぞ?」
『それは色々と都合が悪いね〜...」
胡蝶「Aさーん、ここに来て下さ〜い」
胡蝶さんが自分の膝を指差して、もう片方の手で僕に手招きをしている。
『御意!』
1日でこんなに化けたり忙しかったりなど今までなくて大変だったが、まさかここで胡蝶さんの膝の上に座れると言うご褒美があるなんて...
今日は命日かもしれないな...!
『それじゃあ失礼しま〜す』
胡蝶「ふふっ、どうぞ」
胡蝶さんの膝の上に座ると、胡蝶さんは何故か上を向いて鼻を押さえていた。
『ん?どーしたんですか?』
胡蝶「(と、尊い!)い...いいえ、何でもないです」
甘露寺「(しのぶちゃんあんなに幸せそう!良し、私も!)俊君!」
すると甘露寺さんも俊に手招きをして、自分の膝を指差した。
俊「よっしゃぁぁ!!」
『おーい、心の声が漏れてるぞ〜』
ん?待てよ、良く考えろ...
甘露寺さんは胡蝶さんがさっき僕にした動作をしていたって事は...
ま、まさか俊の奴なんかに膝の上に乗ってもらいたいのか!
フッ...落ち着け僕、彼女(甘露寺さん)には守護神がいるんだ。
慌てる必要は無い!
そして奴が膝の上に乗ったら、奴は手遅れだ。
俊「ひゃっふぉぉー!」
俊は勢いよく甘露寺さんに飛び込もうとしたが、遠くからの鋭い視線に気がついたようだ。
伊黒「(貴様は後で殺○...)」
俊「!?」
残念だったな俊!
まんまと罠に掛かりやがってw
たが、その時だった...
ズキンッ!)
俊・A「『うっ.../あっ...!」』
急に頭痛と目眩がしたのだ。
キィーンと言う奇妙な音が頭の中に響き、音が大きければ大きいほど頭痛が酷くなる。
頭を誰かに締め付けられている感覚と吐き気も襲って来た。
『うっ...な…何が!』
俊「た...助け...ぁ」
隣を見ると俊は床に倒れ、泡を吹いていた。
あまりにも突然で何が起こったのか分からない。
胡蝶「大丈夫ですか!?」
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ラムネ - たーちゃんさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年3月26日 21時) (レス) id: 1a10dbe1cb (このIDを非表示/違反報告)
たーちゃん - とても、おもしろかったです。これからも、頑張ってください! (2020年3月18日 13時) (レス) id: 66fad934a0 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - ひょーかさん» ありがとうございます!投稿頑張ります! (2020年3月15日 12時) (レス) id: 1a10dbe1cb (このIDを非表示/違反報告)
ひょーか - アアアアきつね好きイイイイ とても面白いです!小説の投稿頑張ってください!応援してます! (2020年3月10日 21時) (レス) id: 277c5322fb (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - てぃあ どろっぷ。さん» ありがとうございます!全力で頑張ります! (2020年3月10日 18時) (レス) id: 1a10dbe1cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラムネ | 作成日時:2019年12月19日 23時