体の中。 ページ13
しばらくして、気がついた私たち。
ナツメ「ここがトウマの体の中…？」
どうやらそういうことらしい。
暗い周りの様子。なんだか、不思議な場所だ。
モグ「そうだ。いえーい。」
ナツメ「…柔らかい。」
地面…では無いか。下をプニプニ触りながらナツメは呟いた。
アキノリ「しっかし、目印も標識もないのにどこに行けば良いんだ？」
困った様子のアキノリ。
妖怪探偵団でもこんな状況になった事はないらしい。
モグ「…あっ！オグ、トグの匂い…！」
どうやら、モグ匂いで仲間の二人の居場所がわかるようだ。
モグ「こっちだ！いえーい！」
そう言うとモグ先に行ってしまう。道に迷うといけないからあまり早くは行かないでほしい。
ナツメ「ま、待って！」
そう言うと追いかける二人。
無論、私も二人を追いかける。
すると、出てきたのはよくわからないがすごい妖気を放つ川のようなところ。まぁ、身体の中なので川、な訳はないが。
アキノリ「これは…！トウマの体から吹き出しのと同じ邪気だ…！」
モグ「オグたちは上流にいる！いえーい！」
どうやら上流にいるらしい。
と、いってもどうやって行くのかは知らないが。
ナツメ「よーし！こういうときは…！」
どうやらナツメに考えがあるらしい。
ナツメ「召喚！私の友達！出てこい！マグロドン！」
ナツメはエルダを使って見たことのないマグロの妖怪を呼び出す。それにしても、迫力のある妖怪だ。
アキノリ「ちょ…。こいつに何させるの…？」
アキノリは分かっていないらしい。
現に私もわからない。
ナツメ「決まってるじゃない！上流に運んでもらうの。」
あぁ、そういう感じか…。
そう納得した私に対し、アキノリは「えぇ…！？」と言ってすごい驚き様。
ナツメ「お願いね！」
ナツメがそう言うとすぐさまマグロドンは私達を自分の体の上に乗っけた。
「はははっ…！」というナツメ。楽しそうだ。それに対しアキノリは、「おいおい、大丈夫かよ…？」と乗り気じゃ無い様子。
そんなアキノリの思い虚しく、マグロドンすぐさま泳ぎだす。
個人的には嫌いじゃ無い。
だが、絶叫のアキノリ。
大丈夫だと思うけどなぁ…。
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ピカヒカリ(プロフ) - 吹雪さん» コメントありがとうございます！ろくに更新してなくてすみません…。更新できるよう頑張ります…！ (2019年4月20日 23時) (
レス) id: c88429faf5 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - おもしろい！ありがとうね！ (2019年4月20日 19時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - 続編、よかったわ。ないかと思ったんだから (2019年4月20日 19時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
ピカヒカリ(プロフ) - 妖姫海さん» こちらこそ、よろしくお願いいたします！！ (2019年4月16日 19時) (レス) id: f74e3a9ead (このIDを非表示/違反報告)
妖姫海(プロフ) - ピカヒカリさん» わ〜！！！本当にありがとうございます(^-^)すっごい嬉しいです！！！嬉しすぎます！！！これからもどうぞよろしくお願いいたします♪ (2019年4月14日 20時) (レス) id: 46d529bdf6 (このIDを非表示/違反報告)
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