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彼ノ人魚ヲ求メテ 其ノ弐 ページ34

「だーかーらー!
カミュちゃんのお面とかが、なんで残っているのかってこと!!調べてって言ったでしょ!?」

「アー…ソンナコト言ったカモ〜…」



クロウツは大きく溜息をつくと、水溜りの上の狐のお面を、ちょんっとつついた。


「…はぁ〜………あのね、僕の憶測にしか過ぎないんだけどさ…」

「ア、結局やっぱり話すンダ…」

「だって!調べたのに話さないとか!完全に僕無駄足じゃん!!」


クロウツがバンバンと畳を叩く。それに呼応するように、お面がぷかぷか揺れた。




「えっと…なんだっけ……ああ!そうだ!
とりあえず、久遠、今日は学園に行かなくていいの?一応転校生として在籍してるんでしょ?」

お前は親か、母親なのか、とつっこみそうになったがとりあえず飲み込んだ。


「…箱庭のコト?今ナンカ大変みたいでさァ
今のジブンは一応学園にいるカラダイジョーブダヨ?コレ分身」


なぁんだぁ…と畳を叩くのをやめた。

「えっとね…分かったことって言うのは…」





ちなみにクロウツの話は長いので割愛。

クロウツの話をまとめると


カミュはまだ生きているかもしれない。
この水溜りはカミュらしい。闇の中に水溜りがあり続けている事自体が驚きだとか。
それをどうにかして形にすれば…あるいは。



「…って事なんだけど………久遠?」

「……zzZ…」

「…………泣くよ…?」

彼ノ人魚ヲ求メテ 其ノ参→←彼ノ人魚ヲ求メテ 其ノ壱



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作品ジャンル:その他, オリジナル作品
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『 夜風 』(プロフ) - 梓裄乃さん» 照れる!!!((( (2016年2月7日 21時) (レス) id: d950e831b1 (このIDを非表示/違反報告)
梓裄乃 - 『 夜風 』さん» イケメンでふ…( イケメンなのでふ…! (2016年2月7日 21時) (レス) id: d21d4cb30a (このIDを非表示/違反報告)
『 夜風 』(プロフ) - 梓裄乃さん» イケメンじゃないよう() (2016年2月7日 21時) (レス) id: d16a6852eb (このIDを非表示/違反報告)
梓裄乃 - 『 夜風 』さん» 京さん…!(トゥンク 京さんがイケメンすぎて…!辛い…! (2016年2月7日 21時) (レス) id: d21d4cb30a (このIDを非表示/違反報告)
『 夜風 』(プロフ) - 梓裄乃さん» 見間違いじゃないぜ? (2016年2月7日 20時) (レス) id: d16a6852eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:化け狐 | 作成日時:2015年5月16日 17時

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