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「坂田どうしたん?」

恐る恐る訪ねてみた

「俺は、この浦島坂田船という
グループのメンバーの一人やねん」

「これ、坂田?えっ?えぇぇぇぇ!
ホンマ?」

「ホンマ」

浦島坂田船の坂田が坂田?

たしかに声が似てると思ったけど

冗談言ってる感じでもないし

坂田なのか…

「ようやく、坂田が浦島坂田船というグループ
だということを理解したわ。今年一番、
驚いてるかもしれへん」

坂田「その俺の仕事について説明したいんやけど、
俺は説明下手やと思うから、他のメンバーに説明頼んだ方がええと思って、明日の午後って空いてる?」

本人に失礼やけど、
たしかに坂田がわかりやすく説明できるとは
あまり思えない

「空いてるよ」

坂田「グループのメンバーと夜ご飯食べながら、説明するって感じなんやけど」

「ええけど…
メンバーの人と会うのは緊張するなー」

グループの人って怖い人いるんかな

人見知りやし、
緊張して上手く話せんかもしれへん

「アイツらええやつやから大丈夫!
いや……俺のそばに居ったら大丈夫やから!」

なんで最初褒めたのに、
いや…って溜めるの!怖い人いるやんそれ!!

「えっ、いや…って何?怖いんやけど…
坂田の隣に居るわ」

「そうしとけばええよ」

坂田から離れないようにしよ
決意を固めた

坂田「Aは、浦島坂田船で誰推しなん?」

急に聞いてきた

「えっ?先週の坂田と会った日に、たまたま聞き始めたのがきっかけだから推しとかないよ。少ししか曲、聞けてないし」

なんか、ホッとした顔をしている坂田


なんでやろ??


そんな時に
坂田がそっと息を吐き出し

「じゃあ、僕にしてよ」

坂田の身に纏っている雰囲気が急激に変わった

私の目を見て意地悪く微笑む彼がいた


罠に嵌ったら逃げられないような

甘くてキケンな雰囲気

彼の目を見ているだけで堕ちてしまいそう

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ちょこ2(パソコン変わりました≪元ID 5ad0b4ef6a≫)) - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみにまってます!(´;ω;`) (1月26日 18時) (レス) @page42 id: c7ac99c812 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年7月28日 22時

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