8.計画を立てる ページ8
で、どこに行くの?と返信がきたが、どこがいいのかか全く分からない。
変に意識させるようなところは嫌だし、だからといって箱学生に会うようなところも嫌だ。
そうすると、自然に手は携帯へと伸びていてSNSを自然と開いてスクロールして東堂尽八の名前を探す。
あいつなら、その辺いいところを知っているだろう。
はやぴょん:なぁ、尽八
時間は午後11時。
早く寝そうな尽八は起きてるかと不安になる。
しかし、数分してから既読が付いた。
山神様:ん?なんだ?
はやぴょん:誘ったのはいいけどさ、どこいけばいいと思う?
山神様:んー、そうだな。
涼しいところというとやはり室内だろうな。
はやぴょん:だよな。でもそうするとやっぱりショッピングが無難そうじゃないか?
山神様:そうか?今の時期水族館とか見た目も涼しくていいんじゃないか?
はやぴょん:おおっ!尽八ナイス!
山神様:いや、大丈夫だ。頑張れよ
はやぴょん:ありがとう尽八
その後既読だけついて尽八からの返信はなかった。やはり、寝る前ぐらいだったのだろう。
Aには、明日水族館ということと朝そっち行くからというメールだけして俺も携帯を閉じた。
時刻は12時を過ぎていた。
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作者名:人間不信 | 作成日時:2015年3月12日 0時