【弱虫ペダル】走思走愛〜強き君達に翼を授ける〜2

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「今日も……新開先輩来ないですね……」



福富「…そうだな」


「あれ、どうします？
あの、悶えてる筋肉馬鹿」


椅子に座り涙を堪えつつダンベルを持ち上げしている泉田君を指差す。


泉田「穂高さんっ、筋肉馬鹿は酷くないですか！？

新開先輩はっ……僕の憧れで…っ」



「あ、はいはい。

で、福富先輩。本当にどうするんですか？
筋肉馬鹿は勿論、インターハイにも支障を切らしますよ？」



福富「考えてはいるが……」



荒北「なら、福チャン強行突破って言葉あるの知ってるゥ？」


東堂「こらっ！荒北！それでますます新開が来なくなったらどうするつもりなのだ！」



泉田「そうですよ！退部なんてした日には荒北先輩を5代先まで恨み呪いますからねっ！」




荒北「アァ！？おめぇらそんな過保護に！
ねぇ、福チャン？」



福富「…強行突破はよくない」



黒田「先輩達練習時間過ぎて……って、なんですか！この状況！
修羅場ですか！？地獄絵図ですか！！」



ワーワー！ギャーギャー！！と騒がしくなる。
これでは拉致が空かない。




「ああ！！もういいです！！
私が、話しつけてきます！！」

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