【弱虫ペダル】走思走愛〜強き君達に翼を授ける〜2

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母「で、真波君はまた寝ちゃったのね……
まぁ、真波君の寝顔見るの好きだからいいんだけど……あぁ、私ったらこんな喋っちゃって！ごめんなさいね。これ、ジュースとお菓子少ないかもしれないけど、食べていってね」

ズババと話すだけ話し、台風のように過ぎ去った母。何気無く、真波君の寝顔好きだからとか言ってましたけど………流石私の母。ここまでくると逆に褒めたくもなる。

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それから、色々と意見交換だったりだとかインターハイに向けてだったりとかで話していれば4時間たっておりもうすぐ5時になる。
なのに、真波君はまだ起きず……
よほど、疲れたのかな……おでこを軽く撫でてやると嬉しそうに微笑む。それが面白くって何度も繰り返すうちに皆がよってきてしまった。

新開「こいつの、こんな顔初めて見るよ」

黒田「そうですね……」

福富「まるで、百面相だな」

荒北「それは、福チャンコロコロいろんな人にいい顔してるってことかヨォ…」

そんな楽しい時間もまたまたあの人にぶち壊される。

母「ねぇ、君達ご飯家で食べて行くでしょ？
何がいいかしら？カレー？ハンバーグ？あ、やっぱり男の子だから揚げ物とかかしら？」

あ、いえ……や寮の飯もあるんで……とかなんとか言っている声さえも聞こえないのか1人でどんどん話し、最終的には全員一致で「じゃあ、お言葉に甘えて……」恐るべし私の母。
じゃあ、買い物してくるわねとルンルン気分で行こうとする母を止め、ご馳走になる代わり材料ぐらい買ってきますと福富先輩が申し出て
東堂先輩とユキちゃん以外は行くことになった。

理由は真波君が寝てて私がまだ病み上がりなのに真波君が起きたらまた大変になるんじゃないかという配慮の上だそうだ。

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