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ぺたりともふもふの絨毯に座り込む真波君。
「真波……君。こっち、来て……」
?と頭にはてなマークをつけたような顔をして立ち上がりこちら側に歩いて来た。
真波君の背中に手を回して抱きつく。
人の体温ってこんなにも暖かいものだったんだと改めに感じつつ口を開く。
「真波君は、努力ってしてる?」
真波「……努力か……
口に出すような自慢できるほどのことはしてない。現に俺は部活に出ていないから……」
「じゃあ、学校とか部活に来ていない時は何してるの?」
真波「山登ってる……」
「ずっと?」
真波「うん、ずっと……」
なんだ、ほら結局は真波君だって努力はしていたんだ。天才だと言われる人だって99%の努力と1%のひらめきと言われているぐらいなんだから……
「それ聞いて安心した……私は大丈夫。
今は、なんともないから…」
とは、言っても今起きたばかりだけど。
すると、甘える子供のように私にギュッと抱きついてきて私の肩に真波君は顎を置く。
真波「先輩、いい香りする……」
「変態……今度から変態真波君って呼ぶよ?」
真波「それ、勘弁してください」
でも、こんなに真波君は中学生から性格は何一つ変わっていないのに、いつの間にか身長はぐんっと伸び、肩幅も広くても大きくて男の人らしくなって……可愛さがなくなってきたな…とか少し寂しさを感じる。
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輝琉(プロフ) - 息吹店長さん» 何いってるんですかっ!!この小説もどちらとも楽しませて頂ますよ〜w丁寧にお返事、ありがとうございました。 (2014年10月17日 23時) (レス) id: 9f3828d997 (このIDを非表示/違反報告)
息吹店長(プロフ) - 風丸 マナミさん» 新作の方は更新が少し遅めになるかもしれませんが読んでいただけると嬉しいです。イチャイチャ入れるつもりですよーww (2014年10月17日 21時) (レス) id: 7144f0ff4f (このIDを非表示/違反報告)
息吹店長(プロフ) - 輝琉さん» 東堂になりました〜荒北さんに入れてくださっていたのに申し訳ありません。新作の方で楽しく読んでいただけると嬉しいです。 (2014年10月17日 21時) (レス) id: 7144f0ff4f (このIDを非表示/違反報告)
風丸 マナミ(プロフ) - 新作荒北楽しみです(o≧∇≦)oイチャイチャあるかなッ!?← 更新頑張って下さい(o・v・o)ノシ (2014年10月17日 10時) (携帯から) (レス) id: 9216772dfd (このIDを非表示/違反報告)
輝琉(プロフ) - ふぁー!!とーどーかー!!ふぁー!!でも新作も楽しみや〜♪ (2014年10月16日 22時) (レス) id: 9f3828d997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:人間不信 | 作成日時:2014年9月21日 23時