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全員が揃ったのはそれから、5分後。
今日の鍵当番の子がずっと待っていてくれていた。すみません。
「さて、帰ろうか…」
やっと帰れると思った時、また体に重みが…
真波「A先輩!一緒に帰ってもいいですか?」
「真波君かぁ……それ、本当にびっくりするから……福富先輩、真波君も一緒でいいですか?」
福富「俺は構わない」
と、周りも別にいいようなので一緒に帰る。
東堂「それで、真波とやらは部活はここに入るのか?」
「はい。自転車好きですし……それに、そのために俺この学校入ったんで!」
新開「あ、Aを追って…とかじゃないんだな?」
真波「いえ、8割がたそうですよ。先輩と約束したんで。ね、先輩!」
「あぁ…うん。約束したね」
恥ずかしさのあまり顔をしたに向け髪で顔が見えないようにして歩く。
黒田「これで、付き合ってねぇとか何かの間違いだろ」
泉田「旗からみたら付き合ってるようにしか見えないね」
そんな、他愛のない話で寮の前まで来てしまった。
「では、さようなら」
皆、寮に入って行く中真波君だけは横にいた。
「あれ、真波君?」
真波「俺、寮生じゃないんですよ」
あははと笑う無邪気な笑顔にあの日の……初めて会った日のあどけなさが重なった気がした。
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輝琉(プロフ) - 息吹店長さん» 何いってるんですかっ!!この小説もどちらとも楽しませて頂ますよ〜w丁寧にお返事、ありがとうございました。 (2014年10月17日 23時) (レス) id: 9f3828d997 (このIDを非表示/違反報告)
息吹店長(プロフ) - 風丸 マナミさん» 新作の方は更新が少し遅めになるかもしれませんが読んでいただけると嬉しいです。イチャイチャ入れるつもりですよーww (2014年10月17日 21時) (レス) id: 7144f0ff4f (このIDを非表示/違反報告)
息吹店長(プロフ) - 輝琉さん» 東堂になりました〜荒北さんに入れてくださっていたのに申し訳ありません。新作の方で楽しく読んでいただけると嬉しいです。 (2014年10月17日 21時) (レス) id: 7144f0ff4f (このIDを非表示/違反報告)
風丸 マナミ(プロフ) - 新作荒北楽しみです(o≧∇≦)oイチャイチャあるかなッ!?← 更新頑張って下さい(o・v・o)ノシ (2014年10月17日 10時) (携帯から) (レス) id: 9216772dfd (このIDを非表示/違反報告)
輝琉(プロフ) - ふぁー!!とーどーかー!!ふぁー!!でも新作も楽しみや〜♪ (2014年10月16日 22時) (レス) id: 9f3828d997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:人間不信 | 作成日時:2014年9月21日 23時