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あの日、あった日から彼は大体同じ時間にここにいる。
話してみれば彼曰く、この時間のこの場所は最高なんだとか……ただのサボリ魔である。
真波「先輩は授業出ないんですか？」
「たまに出てるよ？でも、辛い時はここにいる。
元々病弱でさ…ここが悪いんだ」
トントンと拳で左胸を叩く。
真波「俺もでした。俺も病弱で小学生の頃はよく保健室にいました」
そんなこんなで月日が流れ会える日は他愛のない話をして、結構仲良くなった。
そして、3年の夏休み後。
「真波君……私今まで公立の高校行くっていってたじゃん？」
真波「はい…行ってましたね」
「私……変えることにしたんだ。私立の箱根学園に行くことにした」
真波「箱根学園……ですか？」
「うん。自転車競技部のマネージャーになりたいんだ」
あの時の真波君の驚いた顔は今でも忘れられない。
でも、その後すぐに笑顔になって「先輩ならなれますよ」って、言ってくれたんだ。
そして、自転車俺もやってるんです。って真波君から聞いた時は私の方が驚いた。
それから、自転車の話を沢山して……
箱根学園に合格した時は一緒に喜んで…
卒業式では一緒に泣いた。
真波「先輩。卒業おめでとうございます」
「うん……離れるの寂しいね」
真波「ですね…俺、部活とか入ってなくて先輩なんかできないなぁとか思ってたのに……最高の先輩ができました」
「私、そんな立派な先輩じゃないよ？」
真波「いいえ、俺にとって最高の先輩です！
……ねぇ、先輩。俺にも夢できました。
俺も来年、箱根学園受けます」
「……えっ」
真波「絶対行ってみせます！その時はまた笑顔で会いましょうね。約束ですよ？」
そう言って真波君は小指を出した。
「うん……約束…待ってる…」
ポタリと私の涙が絡めた小指に落ちて手を伝っては黒のコンクリートの上に落ちて行った。
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輝琉(プロフ) - 息吹店長さん» 何いってるんですかっ!!この小説もどちらとも楽しませて頂ますよ〜w丁寧にお返事、ありがとうございました。 (2014年10月17日 23時) (
レス) id: 9f3828d997 (このIDを非表示/違反報告)
息吹店長(プロフ) - 風丸 マナミさん» 新作の方は更新が少し遅めになるかもしれませんが読んでいただけると嬉しいです。イチャイチャ入れるつもりですよーww (2014年10月17日 21時) (レス) id: 7144f0ff4f (このIDを非表示/違反報告)
息吹店長(プロフ) - 輝琉さん» 東堂になりました〜荒北さんに入れてくださっていたのに申し訳ありません。新作の方で楽しく読んでいただけると嬉しいです。 (2014年10月17日 21時) (レス) id: 7144f0ff4f (このIDを非表示/違反報告)
風丸 マナミ(プロフ) - 新作荒北楽しみです(o≧∇≦)oイチャイチャあるかなｯ!?← 更新頑張って下さい(o・v・o)ﾉｼ (2014年10月17日 10時) (携帯から) (レス) id: 9216772dfd (このIDを非表示/違反報告)
輝琉(プロフ) - ふぁー!!とーどーかー!!ふぁー!!でも新作も楽しみや〜♪ (2014年10月16日 22時) (レス) id: 9f3828d997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：人間不信 | 作成日時：2014年9月21日 23時
