貴｢田中くんはいつもけだるげ｣ 田｢君に言われたくない…｣ 太｢お前らどっちもどっちだろ｣ 【田中くんはいつもけだるげ】

だるい<<買い物>>27 ページ27

太田side

太田｢で、何か思い出したか？｣

田中｢何が？｣

思い出すことさえも忘れたのか！！

貴｢買い物だよ｣

田中｢………ああっ、まったくだよ｣

そりゃ、思い出すことも忘れてたらな

太田｢まぁ、売り場についたら思い出すだろ｣



in売り場

太田｢せめて食品なのか日用品なのかわからないか？っというかAは覚えてないのか？｣

貴｢んー、知らん！｣

……そっか

田中｢とりあえず冷凍食品とか刺身じゃないと思う｣

貴｢早く帰らなくていたんだり溶けたりするから頼まれないしね｣

太田｢妹よくわかってるな｣

貴｢あと米とか水も違うはず｣

だんだん絞られてきたな

太田｢思い出せるんじゃないか？｣

貴｢いや、個人的に持って帰りたくないだけ((ｷﾘｯ｣

太田｢おつかい成功させる気ないだろ｣


ﾌﾞｰﾌﾞｰ


またケータイのバイブレーション…俺か？

田中｢あ、時間差で通知くるよう設定してたんだ｣

太田｢偉いな田中｣

どれどれ…



パ




は？パ？……謎が深まった(´・ω・｀)

貴｢打ってる途中で力尽きたんだね｣

田中｢こうなったらあれ使おう｣

太田｢あれ？｣

田中｢必殺の呪文…[売り切れてた]｣

卑怯だな

貴｢とりあえず重くなくて腐りにくいものをパ限定で買っていこう｣

田中｢それ名案｣



店員｢｢ありがとうございました！｣｣



貴｢…なんかいい匂いしない？｣

太田｢ん？…パンケーキ！しかも今日までだ！｣

貴｢…これじゃない？パがつく物…テレビ見て食べたいって言ってたし｣

田中｢よかった…ありがとう2人とも((ニコ｣

貴｢んじゃ、バイバイ太田｣

田中｢じゃーねー｣

太田｢おう、気をつけろよ｣

…やばいな 今｢はじめてのおつかい｣に成功した
我が子を見守る親の気持ちが痛いくらいわかった…


太田｢あの2人が買い物を…｣


こんな気持ちあと10年くらい先でいいぞ…俺…



その頃田中たちは

貴｢重い｣

田中｢パ限定で買っていこうとか言ったの誰だっけ？｣

貴｢名案とか言ったの誰だっけ？｣

田中｢負けた…｣

貴｢なんか勝った…｣

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