お前らまじで目覚ませや【鬼滅の刃】

目覚ませ　弐拾伍 ページ47

黒蝶side





....気になる。


何かあったのか、

せちかさんがあれだけ取り乱すなんて....





黒「....少し、屋敷内を回ってみよう」



そう思い、部屋から出た。



黒「....」





.....静か





？「こら伊之助！！！走るんじゃない！！！」


？「猪突猛進！！猪突猛進！！！」


？「またしのぶさんに怒られるぞお前！」





....誰？



うるさい....





黒「....少し静かにしてもらえる？
病人もいるだろうし、」


？「あっ、す、すみません！！ほら伊之助も！！」


？「.....」


？「ッ....？」





...竈門炭治郎くんと、


嘴平、伊之助くん、



我妻善逸くんだったかしら





嘴「....」


竈「い、伊之助....？？どうしたんだ....？」


嘴「なんか、全然、ホワホワしねぇ....
誰だお前！！」


黒「？ホワ、ホワ....？？」





何を言っているんだろうかこの猪は。←





黒「...とにかく、怪我人も病人もいるだろうから騒ぐなら今すぐ出て行って。」


竈「....あ、あの...」


黒「なに？」


竈「.....どうして、そんな匂いが？」


黒「は？」


竈「あ、えと！！く、臭いとかじゃなくて..
.....今にも、壊れそうな匂いがしたから......」


黒「....そっか、君、鼻がいいんだっけ、」


竈「あ、はい！」


黒「壊れそうな匂いってどうゆう事？」


竈「....人は誰しも、
心の中にある"もの"があるんです。それが綺麗な人もいれば、壊れそうな人もいる。
....貴方は、後者です。何故そこまで放置を....！！」


黒「...私は、もう壊れているし、"汚れているから"」





"今も、"汚れ続けているからかしら、



我妻くんは、今にも倒れそうにしている、





黒「....そこの金髪くんは耳がいいのかしら、
さっきからずっと耳を押さえて、私の"音"はそんなにうるさい？」


我「....えぇ、うるさいです」


黒・竈「！！/善逸？！！」


我「こんな音、聴きたくもない。
"だから"治しましょ、その壊れた心ってやつ」


黒「！！！」


黒「....治せるもんなら治してみろ、
私は知らない。好きにすれば？」ｽｯ



そう言い、私は蝶屋敷を出ようとした。



紅「＿＿私、実弥さんが好きなの」



恋歌の声が襖越しに聞こえた。


咄嗟に、襖に耳を寄せてみる。



『ｯまだ間に合う！！！今から弁解すればｯ....』


紅「嫌よ、夢香が責められちゃう」


黒「....」









文字数ぅ....

目覚ませ　弍拾陸→←目覚ませ　弐拾肆

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す