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収録は長く続き、何度か小休憩が入る。多分半分くらいの方が評価を終えたが、私の順番はまだ来ない。立ち上がって知り合いのところに行ったりメイクを治したりする練習生たちが多い中、私は特にすることもなく座ってぼーっとしていた。
｢隣、良いですか？｣
突然の日本語に驚いて後ろを振り返ると、チーム大阪のけいたさんが居た。YG宝石箱の彼だ。断る理由もなくどうぞ、と手を出す。そこはマシューの席だから私がどうこうって話でもないし。
｢ありがとうございます。俺佳汰って言って、2001年生まれ｣
｢私も、同い年ですね！｣
｢じゃあ敬語なしで、好きに呼んで！俺もそうするから｣
佳汰くんはしっかりしていてリーダ気質もあり、てっきり年上だと思っていたのだが同い年で、少しだけ安心した。年上にも年下にもない安心感が同い年の子にはある、個人的に。
｢Aはなんの曲すんの？服装的に当てようかと思ったけど難そう｣
今の私の服はレースの白いブラウスを用いた異素材コンビワンピースで、胸からは黒色のレザーが膝下辺りまで。ウエストマークとして蝶をあしらったベルトをつけ、足元は黒のショートブーツで飾っている。
一言で言うなら煌びやか、とな美しくも儚そう、とかが似合いそうだと個人的には思っているのだけど、この衣装から曲を当てるのは至難の業だろう、多分。
｢本番までの秘密！大阪のみんなかっこよかったね｣
품행제로〜と歌ってみるも私にはかっこよさは出ない。佳汰くんの胸元には4つの星が輝いていて、大して私の胸元は何も無い。ジャンルも評価箇所も女子とは異なると思ったから、敢えて何もつけなかった。この数でバトルになると知っていたら、せめて1個はつけたかもだけど。
『僕達はどうでしたか？』
『ちょ、ハオヒョン』
前に座っていたウィエファのジャンハオさんが振り返りそう訪ねてきたのを、ギュビンさんが制止している。2人の様子があまりにも違うからくすくすと笑ってしまう。
『ウィエファの皆さん、とっても上手でした。ユジンさんとオリーさんなんてお若いのに本当に上手で…見ててとても楽しめました』
隣で同意だと言わんばかりに佳汰くんもうんうんと頷いている。嬉しそうな顔をしたジャンハオさんとオリーさん、そしてどこかホッとした顔のギュビンさん。そんな3人の違いにまた私は笑ってしまった。
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てよん。(プロフ) - りあさん» エッ絶対そうですよね！？わかります、、同意しかないです。最近はこの小説を楽しみに生きてます！いつもありがとうございます！！ (2023年3月15日 18時) (
レス) @page50 id: d7164918de (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - てよん。さん» わかります...気づいたら沼でしたね...彼はほんとに嫌がられるまでは可愛くお願いするタイプだと思ってるので！！！(大声) (2023年3月12日 12時) (レス) id: 103a13316a (このIDを非表示/違反報告)
てよん。(プロフ) - りあさん» パクハの可愛さに気づいてからは終わりでした…本編チャギ呼び継続してくださって嬉しい限りです！！ほんと感謝、、生きていけます() (2023年3月10日 13時) (レス) id: d7164918de (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - てよん。さん» コメントありがとうございます！パクハ多方面のオタクを沼入りさせそう(偏見)って感じで私も滾ってますチャギ呼びどうしましょうかね...？(笑) (2023年3月9日 19時) (レス) id: 103a13316a (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - もえさん» コメントありがとうございます(；；)個人的にパクハ大好きですし書くのも楽しいので嬉しいです...！ (2023年3月9日 19時) (レス) id: 103a13316a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りあ | 作成日時：2023年2月28日 21時
