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あくる日もあくる日も練習に練習、そして練習。
同じ音楽を聴きすぎて頭の中でずっとリピートされる。
そんな毎日が続いて、明日は再評価の日。早めに寝る人、今まで異常に練習する人、いつも通りな人、十人十色である。私は特に何も変わりなく過ごしていた。
お風呂から出て柔軟をしていると、扉が叩かれる音がする。返事をして扉を開けると、そこにはギュビンがいた。少しだけ下を向いて口を閉ざしている様子は、誰が見ても何かあったに違いないと確信するだろう。どうしたのかと声をかけると、おずおずと口を開いた。
『ユジンが熱出てて、でも医務室にもいかないし、練習詰めになってるから余計に悪化しちゃって...前ジュンヒョンがAヌナにのど飴貰ったって言ってたからもしかしたら熱さまシートみたいなの持ってるかなって』
ユジンはオールスターということもありレッスンの部屋が違うので会うことは少なかった。その間にまさか熱が出てしまっていたなんて。持ってきていた冷えピタの箱から1枚取り出し、風邪薬も添えてギュビンと一緒に向かう。ギュビンに渡したのでも良かったのかもしれないけど、ユジンが心配だし様子は見たかった。
ユジンの部屋に向かうと、ベッドに横になってしんどそうにしているユジン。顔もいつもより赤く、汗の量も多そうで、誰が見ても熱が出ていることは明白だった。
そんな状態でも冷えピタも貼らずに過ごしているのは、体調不良だと言ってしまったら評価が受けられないからかもしれない。
私たちに気づいたユジンが口を開けるが、言葉になる前に口が閉じられる。喉もやられてしまっているのかもしれない。
『ユジン、大丈夫？何か食べた？』
ふるふると首を横に振るユジン。薬を飲んでもらいたいけれどさすがに空腹の状態では宜しくない。何か食べれると聞いても首を振るため、薬は預けてご飯を食べた時に飲んでもらうことにした。
ぼーっとしているユジンの額を触ると熱く、ここまでほっておいてしまったのかと心配になる。少し汗を吹いて冷えピタを貼ると、気持ちよさそうに目を閉じた。
『...ギュビンヒョン、Aヌナ、ありがとう』
かろうじて聞き取れた感謝の言葉に、いいから休むように促す。疲れていたのも相まってか、ユジンは直ぐに眠ったようだった。その様子に酷く安心したであろうギュビンは、優しく笑っていた。
音がならないように扉を閉めて、一息つく。明日、回復してるといいけれど。
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てよん。(プロフ) - りあさん» エッ絶対そうですよね！？わかります、、同意しかないです。最近はこの小説を楽しみに生きてます！いつもありがとうございます！！ (2023年3月15日 18時) (
レス) @page50 id: d7164918de (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - てよん。さん» わかります...気づいたら沼でしたね...彼はほんとに嫌がられるまでは可愛くお願いするタイプだと思ってるので！！！(大声) (2023年3月12日 12時) (レス) id: 103a13316a (このIDを非表示/違反報告)
てよん。(プロフ) - りあさん» パクハの可愛さに気づいてからは終わりでした…本編チャギ呼び継続してくださって嬉しい限りです！！ほんと感謝、、生きていけます() (2023年3月10日 13時) (レス) id: d7164918de (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - てよん。さん» コメントありがとうございます！パクハ多方面のオタクを沼入りさせそう(偏見)って感じで私も滾ってますチャギ呼びどうしましょうかね...？(笑) (2023年3月9日 19時) (レス) id: 103a13316a (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - もえさん» コメントありがとうございます(；；)個人的にパクハ大好きですし書くのも楽しいので嬉しいです...！ (2023年3月9日 19時) (レス) id: 103a13316a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りあ | 作成日時：2023年2月28日 21時
