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食べ終わった私はユジンとギュビンと別れ、ハオオッパと一緒にツーハオの部屋へと向かう。オッパに同部屋の方を訊ねると、晴翔くんとウームーティさんらしい。ムーティヒョンは色んな人と仲いいから多分部屋にはいないだろうとの事で、話したことないから話してみたかったのだけど残念。
『そういえば、チャギヤってどういう意味なの?俺あんまりよく分かってなかったけどみんな立ち止まったから流れに乗っちゃった』
『ああ...えーっと...ダーリン、みたいな感じです。ハンビン達の区別がつかないからあだ名みたいな感じで』
英語で改めて言うと少し小っ恥ずかしいが、多分直訳するならこの言葉で合ってると思う。オッパはハンビンと同じように小さく溜息をつき、A、と優しく名前を呼んでくれる。オッパとハンビンって、こういう節々が似てるように感じる。
『俺もズハオと区別付きにくいからダーリンって呼んだ方がいいと思う』
『オッパとツーハオなんで間違えません却下です』
別にいいじゃん、と話すオッパ。こういうどこか図太いところもハンビンと似てる気がする。あと何枚が上手な感じとか。そうこうしているとツーハオの部屋に着いた。ドアは開けっ放しだったので2人で顔を除くともうベッドに入っている晴翔くんと柔軟をしているツーハオがいた。
『あれ、ヒョンにAまで。どうしたの?』
『ズハオと話そうと思っただけ』
用事があったのではないかとオッパの顔を見ると、私の聞きたいことに気づいたようで、あれは嘘だよ、とくつくつと笑っていた。
『Aと今日話してなかったからさ、話したかったの。あ、ズハオとも』
『俺の事後付けしてるよねヒョン』
まあまあ、と宥めるオッパとツーハオはお互い中国出身ということもあり、仲が良さそうだった。それからも他愛のない話を続けていると、ウームーティさんが帰ってきて、入れ替わりに私たちも戻ることにした。
私もそのまま戻ろうとしたのだけど、オッパに引き連れられてオッパたちの部屋に行くことになり、私の安眠はまた遠のく。
『あ、Aヌナ!いらっしゃい〜僕のベッド上がっていいよ』
「Aちゃん、こんばんは!」
まあ、可愛らしいふたりを見ることが出来たから良しとしよう。お言葉に甘えて、マシューのベッドにへとあがる。私は下段のベッドを使っているから、上段に登るのは今日が初めてだ。パジャマ似合ってるね、とマシューに言うと彼はふにゃふにゃと笑っていた。
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てよん。(プロフ) - りあさん» エッ絶対そうですよね!?わかります、、同意しかないです。最近はこの小説を楽しみに生きてます!いつもありがとうございます!! (2023年3月15日 18時) (レス) @page50 id: d7164918de (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - てよん。さん» わかります...気づいたら沼でしたね...彼はほんとに嫌がられるまでは可愛くお願いするタイプだと思ってるので!!!(大声) (2023年3月12日 12時) (レス) id: 103a13316a (このIDを非表示/違反報告)
てよん。(プロフ) - りあさん» パクハの可愛さに気づいてからは終わりでした…本編チャギ呼び継続してくださって嬉しい限りです!!ほんと感謝、、生きていけます() (2023年3月10日 13時) (レス) id: d7164918de (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - てよん。さん» コメントありがとうございます!パクハ多方面のオタクを沼入りさせそう(偏見)って感じで私も滾ってますチャギ呼びどうしましょうかね...?(笑) (2023年3月9日 19時) (レス) id: 103a13316a (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - もえさん» コメントありがとうございます(;;)個人的にパクハ大好きですし書くのも楽しいので嬉しいです...! (2023年3月9日 19時) (レス) id: 103a13316a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りあ | 作成日時:2023年2月28日 21時