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『ヌナがいいって言って呼んでくれてるんだから、何も問題ないでしょ？ね、ヌナ！♡』
特にあだ名なら問題ないと思い、チャギの問いにこくりと頷く。それでも納得のいってない様子のハンビンは、マシューやテレに助けを求めているけれど、マシューはどこか上の空だし、テレは拒んでいるようだった。
佳汰に教えて貰っていた拓斗がなんでこんな感じになってるのかと尋ねる。私自身もあまり理解出来ていないのでこっそりと佳汰の方へ行くと頭をわしゃわしゃとされ、ため息混じりに口を開けた。
「Aはハンビンに対してかれぴっぴ♡とかダーリン♡とか言ってる感じやな。もっと端的に言うと恋人同士みたいな呼び方してるってこと」
Aドラマとかあんま見んの？と言われてゆっくりと頷く。ハンビンめ、なんてことを言わせてるんだ。佳汰に教えてくれたお礼を告げ、ハンビン、と声をかける。
ソン・ハンビンとパク・ハンビン、2人が同時に振り返ってしまい、チャギヤと言い直す。
『私のことからかったでしょ』
『からかってなんてないよ〜！俺はAヌナにそう呼んでもらいたいなって思っただけ。実際、さっきみたいにふたりとも振り返ってしまっちゃったりするからWinWinですよ』
『だからいっぱい呼んでほしいな、ヌナ』
だめですか、と上目遣いで聞いてくるチャギをダメだと一蹴する訳もいかず、まあいいかと思いわかったよ、と答える。その答えを聞いてより一層笑顔が増すチャギ。ハンビンは納得いってなさそうだけど、佳汰は心底どうでも良さそうな当たり、日本人はそんなに呼び方にこだわってない気がする。私も含めて。
『Aヌナ、ハンビンと付き合ったわけじゃないよね』
私の服の裾をクイッと掴んで、下を向いたまま聞いてくるマシュー。1番最初の友達って言ったのに、と捻り出した声は聞いたことない声色で、表情が読めなかった。違うよ、と答えると素早く顔を上にあげ、だと思った、と安心した様子のマシュー。
『僕のヌナだもんね』
『残念マシューのヌナじゃなくて皆のヌナだから〜Aヌナ早く再開しましょ！テレも立って立って〜』
私とテレの手をグッと引いて、少しマシューから離れた所で俺はここの振りが個人的に好きでね、と何事も無かったかのように振る舞うチャギに、私とテレは顔を見合せて困ったように笑いあった。
ちらりとマシューの方を見ると、形容しがたい表情だった、気がする。
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てよん。(プロフ) - りあさん» エッ絶対そうですよね！？わかります、、同意しかないです。最近はこの小説を楽しみに生きてます！いつもありがとうございます！！ (2023年3月15日 18時) (
レス) @page50 id: d7164918de (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - てよん。さん» わかります...気づいたら沼でしたね...彼はほんとに嫌がられるまでは可愛くお願いするタイプだと思ってるので！！！(大声) (2023年3月12日 12時) (レス) id: 103a13316a (このIDを非表示/違反報告)
てよん。(プロフ) - りあさん» パクハの可愛さに気づいてからは終わりでした…本編チャギ呼び継続してくださって嬉しい限りです！！ほんと感謝、、生きていけます() (2023年3月10日 13時) (レス) id: d7164918de (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - てよん。さん» コメントありがとうございます！パクハ多方面のオタクを沼入りさせそう(偏見)って感じで私も滾ってますチャギ呼びどうしましょうかね...？(笑) (2023年3月9日 19時) (レス) id: 103a13316a (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - もえさん» コメントありがとうございます(；；)個人的にパクハ大好きですし書くのも楽しいので嬉しいです...！ (2023年3月9日 19時) (レス) id: 103a13316a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りあ | 作成日時：2023年2月28日 21時
