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『違うハンビンヒョンが来た』
『Aさんとは初めましてですね、俺パク・ハンビンです。俺の方が年下だから呼び捨てで気楽に話してくださいね。ヌナ』
碧髪の彼は飄々とした雰囲気で、私の手をサッとつかみ握手をぎゅっとしてくる。ギュビンとユジンがなにか騒いでいるが、ハンビンは何も耳に入っていないかのように話を続ける。
『ヌナの表現力凄かったね。俺、멋をAヌナとも踊りたいって思ったもん。セリフパートとかやって欲しいなあ。どうです？ヌナ、機会があれば』
私が返答に困っていると、ああ、と2人を指さしてにっこりと笑う。目は細まって、まるでニコちゃんマークのような笑顔だ。
『俺はそこの2人とは違って下心なんてありませんよ。ただ、俺とAヌナ、似てるかもなあって思って。何も考えずに生きているようで、誰よりも夢にしがみついているところとか』
なーんて！と笑顔でこっちを見るハンビンだったが私はどくりと嫌な汗が出てきた。後ろの2人は下心というワードに気を引かれて私が唖然としていることも、それ以降の彼の発言もあまり聞こえてはいないようだった。
『やっぱり、俺ヌナとなら最高のステージを作り上げれる気がする。いつか一緒にパフォーマンスしましょうね！Aヌナ！♡』
繋いだままの私の手を上下に大きくブンブンと降って嬉しそうにしているハンビン。ぱちくりと目を開いたかと思うと、俺とはお話してくれないんですか？なんて子供のように笑うから、言動の表情の寒暖差で変な気分になりそうだ。
『…うん、私たちそっくりかもね。ハンビンとは良い友達になれそう』
皮肉ではなく、本心だった。今まで出会った人の中で1番、私に似ている思想をしていると思ったから。同族嫌悪、なんて言葉があるけれど、私はむしろ同じ考えを持っている人との方が好きになれる、というか心を許せる気がする。
私の言葉が嫌味ではないと受け取ったハンビンは先程よりも目を大きく開け、小さく微笑んだ。
『俺の皮肉っぽい言い方でもそんなふうに返してくれるなんて、Aヌナは本当に優しいんだね。Aヌナならいつでも本当のヌナになってくれるの待ってるから、覚えてて下さいね〜』
じゃあ俺は自分の部屋に戻りますね！と嵐のように去っていったハンビン。一瞬のことすぎて幻の中に取り残されたみたいだ。
『Aヌナ、ハンビンヒョンのヌナにはなっちゃダメですからね。おれのヌナですもん』
『『ユジンのでもないよ』』
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てよん。(プロフ) - りあさん» エッ絶対そうですよね！？わかります、、同意しかないです。最近はこの小説を楽しみに生きてます！いつもありがとうございます！！ (2023年3月15日 18時) (
レス) @page50 id: d7164918de (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - てよん。さん» わかります...気づいたら沼でしたね...彼はほんとに嫌がられるまでは可愛くお願いするタイプだと思ってるので！！！(大声) (2023年3月12日 12時) (レス) id: 103a13316a (このIDを非表示/違反報告)
てよん。(プロフ) - りあさん» パクハの可愛さに気づいてからは終わりでした…本編チャギ呼び継続してくださって嬉しい限りです！！ほんと感謝、、生きていけます() (2023年3月10日 13時) (レス) id: d7164918de (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - てよん。さん» コメントありがとうございます！パクハ多方面のオタクを沼入りさせそう(偏見)って感じで私も滾ってますチャギ呼びどうしましょうかね...？(笑) (2023年3月9日 19時) (レス) id: 103a13316a (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - もえさん» コメントありがとうございます(；；)個人的にパクハ大好きですし書くのも楽しいので嬉しいです...！ (2023年3月9日 19時) (レス) id: 103a13316a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りあ | 作成日時：2023年2月28日 21時
