Violeta

14 ページ14

拍手とともに現れたのは先程の耽美なジウンさん達。あのキスしようとしてた人はジョンウさんと言うらしい。2人とも大変仲が良さそうで、ステージの最中2人のお顔の距離が近づく瞬間に、何故か私の方が恥ずかしくなってしまったくらいだ。


その後はKのWakeoneの方々。個人的にすごく好きな曲だったからよりいっそう楽しめた気がした。ハンビンさんはセリフの時の声も曲の雰囲気も合いすぎてて、感服してしまう。あとテレさんの上がっていく高音は聞いてて気持ちのいい声で惚れ惚れした。


RedStartの皆さんは爽やかさが残りつつもダイナミックでかっこいいステージで、ミンソンさんのアクロバットなんかは思わず声を上げてしまったくらいだ。評価の後それ以上に叫んだジュンヒョンさんがいたけれど。話したことは無いけれど、彼が本当に面白い人だということはひしひし伝わった。


そして、我らがGグループマンネたくとくん。ほんっとうにほんっとうに可愛くて、私なんかが教えれることは無いけど、寄り添いたくなる。庇護欲というよりは、母性？



最後に大トリとして現れたのは、PENTAGONとして活躍されているフイさん、ここではフェテクさんだけれど。BLACKPINKさんのshutdownを披露されていて、お金を払わなくてこんなにいいステージを見れていいのかと不安になるくらいのものだった。後、shutdownと曲を悩んでいたのでこちらにしなくて本当に良かったと一安心。


一通り評価を終えて、GグループとKグループの星の数が発表される。私たちは惜しくも、というには離れているけれど負けてしまっていて、シグナルソングはKグループの皆さんより1日後に聞くことになる。
今日来ることが出来なかった皆さんのステージを見ることができなくて残念に思いつつも、再評価のために切り替えて服を取りに行く。


オールスターは紫色の服でキラキラしていて、さすが私たちのトップと言わんばかりの服だった。私は3スターだからオレンジ。こっちも可愛いけれど、早く紫色も着たいなって思っていると、ハオオッパが現れた。


『Aはオレンジも似合うけど、紫の方がもっと似合うよ。だから待ってるね』


優しく私の頭を撫でて颯爽と去っていくハオオッパに、私は感謝の気持ちを伝えることしか出来ず、その場に立ち尽くしてしまう。オッパは無意識にいい距離感を維持して女の子を落とすタイプだと確信した。

15→←13

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す