42 ページ42
あっという間に乾いた髪
「出来ました、寝ましょ」
ドライヤーを片付けるのが面倒で机に置いて毛布を被ろうとすると
手首をきゅっと掴まれるかられんさんを見る
眠いのか目がキラキラしてて、ちょっと甘えるような上目遣い
「神にさ……」
「ん?」
「やっぱ何言われたんか、教えて?」
「ん〜〜」
「ね、お願い」
トントンって手首を掴んだまま腕を上下に揺らされる
ちょっと感じてたけど、れんさんて意外と甘えん坊なのかな
「神さんがれんさんは学校で私の事可愛い可愛いって言ってるよって」
「そうやったんか〜〜」
へへへって笑って頭を搔く
「それで顔赤なってたん?」
「神さんがからかうからです」
「ホンマなのに?」
「え?」
「神が言ったこと、ホンマやよ?」
「……」
「いっつも可愛ええなって、思っとる」
「でも……」
「言わへんだけ」
「……」
イキナリで言葉に詰まっちゃう私を見てポンって頭に手を置いた
「寝よ」
熱くなった身体のまま毛布を被って
いつもは離れていた距離がいつもより近づいた気がしつつ眠りについた
1184人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「King&Prince」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Kit(プロフ) - ゆみこさん» はじめまして!コメントありがとうございます!私もはやくラブラブした所を見て欲しいな、と思いながら更新していました!(笑)ありがとうございます! (2019年10月18日 17時) (レス) id: a1c6472ec3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみこ(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく読ませてもらってます!廉さんが可愛くてもっと主人公とラブラブしてほしくて、ウズウズしながら読んでいます。更新楽しみにしてるので頑張って下さい! (2019年10月1日 21時) (レス) id: e1c585a8de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Kit | 作成日時:2019年9月21日 15時