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そしてあっという間に明日になりまして。
私は慧君から送られてきた位置情報を元に約束の時間より1時間も前にお店に着いてしまっていた。
「あそこか…！」
駅から徒歩数秒くらいで着いたその店に違いはなさそうだった。
ガラス張りの店内をこっそりのぞくと…
「は…！いた…！！」
そこにいましたのは、やはり天使様。
ニコニコ笑顔でカウンターで接客をしていた。
最初会った時からそんなに日は経っていないはずなのに、ドキドキしてしょうがなかった。
そう私はきっと長い事見とれていたのだと思う。
バチッと彼と視線が合ってしまった。
そこで私は気づく、今は約束の時間の1時間前だってことを。
なんか覗いてるみたいになった…？！
今更隠れようもない私がおどおどしていると慧君はふっと笑い、優しく手招きをした。
私はその綺麗な手につられるかのように店へと入った。
「あの、ごめんなさい！私、楽しみすぎて早く来ちゃって……」
私は店に入るなりにレジにいた慧君に頭を下げる。
すると慧君は急に頭を下げだす私に驚いたのか、ええなんて言いながら
「そういうこと！俺、時間伝え間違えたかなって思ってそわそわしちゃったよ笑そういうことなら逆に嬉しいけどね？ちょっと待っててもらうことになっちゃうけどゆっくりコーヒーでも飲んでて？」
「はい！もちろんです！！」
慧君はニコリと笑うと、コーヒーを作り始めてくれた。
その手さばきといい、お店の雰囲気といい、全てが慧君の美しさを引き立てるようで。
私は慧君が一番近くで見られそうなカウンターに本能的に座り、それを眺めていた。
「……Aちゃん？そんなに見られると恥ずかしいんですけど？」
「はっ！！私そんなに見てました？！」
「自覚なかったの？笑 もう視線が刺さって痛かったよ〜」
なんだか私はずっと慧君に痴態を晒している気がする。
「慧君がかっこよすぎるのが悪いんですね！」
「ええ？なんで急に俺のせい？ほんとAちゃんはクルクル表情が変わって面白いなあ…」
慧君はそう言いながらはい、と私の前にコーヒーを出した。
「あと一時間は俺のこと見るのほどほどに我慢できる？」
慧君はそう言い、意地悪そうに笑った。
………そ、それは、一時間後はどんだけ見てもいいってことですか！！！
「できますできます！もちろんです！！」
私が何度も頷くと慧君はまた別のお客さんの元へ向かった。
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犲(プロフ) - ただ、それが不愉快に思ったり苦手だと思う人がいるのだということを改めて知れた貴重な機会になりました。これからは気をつけて設定も設けていこうかと思います。わざわざご指摘ありがとうございました( ᵕ_ᵕ ) (2022年4月11日 14時) (
レス) id: 4bea70bb47 (このIDを非表示/違反報告)
犲(プロフ) - 夕さん» すみません。私の作品ではいつも設定などを設けておらず、話を進めていくにつれて読者様に設定が伝わればいいなと思っていたのでそのような文言をこれまでのどの作品も設けておりませんでした。 (2022年4月11日 14時) (レス) id: 4bea70bb47 (このIDを非表示/違反報告)
夕 - 続けてのコメントですみません(>_<) そうならそうで前もって紹介の所に書いていて 欲しかったです｡｡｡ (2022年3月27日 7時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
夕 - おはようございます(*^^*) はじめまして。 早朝からいきなりすみません｡｡｡ この物語って伊野尾さんも有岡さんも芸能人 (ジャニーズのアイドル)ではなくて一般人しかも学生さん設定だったんですね。 (2022年3月27日 7時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
犲(プロフ) - たまさん» たまさん…！最後まで読んでいただいて、コメントもありがとうございます😂久々のハピエンは私的にも違和感でした笑新作もう少ししたらTwitterの方でも予告動画あげようと思ってるのでまたぜひ見てください笑いつも本当にありがとうございます🙇⋱ (2022年1月10日 13時) (レス) id: 480fe28977 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：犲 | 作成日時：2021年4月25日 15時
