９． ページ9
「今日はお疲れ様でした。」
京葉はそう言い丁寧に頭を下げた。
「いやいや。君も日向に無理やり連れてこられた口だろ？すまないな。」
大地はそう言いながら俺を見た。
もうバレバレらしい。
「貴重な授業後の時間を割いてしまってすみませんでした…」
俺は大地に押され、謝らされた。
「いえ。とても有意義な時間を過ごせました。」
京葉は表情一つ変えずに俺に言った。
＿＿＿＿＿そして。
「この部活に私が入ることはできますか？」
それはその場にいた誰もが予想しなかった言葉で。
「え。」
「え…」
俺も大地もあんぐりと口を開けて呆けてしまった。
「あ、できなければいいんです。失礼しました。」
「い、いや！！」
俺は京葉を引きとめた。
「ぜひ、うちのマネージャーやってください…！！」
そう半ば懇願が入り混じったように俺は手を差し出してしまった。
夢かと思った。
…絶対夢だと思った。
ほんと、夢だって……
「ではよろしくお願いします。」
京葉はそう言うと間髪入れずに俺の手を握った。
その手は氷のように冷たかったけど。
少しだけ京葉のぬくもりを感じた気がした。
続く (更新停止中)
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犲(プロフ) - まーぼー 。さん» 申請、本当にありがとうございました。 (2015年4月13日 17時) (
レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
まーぼー 。(プロフ) - はい！ (2015年4月3日 14時) (レス) id: 2c2dcc32ff (このIDを非表示/違反報告)
犲(プロフ) - まーぼー 。さん» 許可しておいたので改めてよろしくお願いします。 (2015年4月3日 11時) (レス) id: b758e07e82 (このIDを非表示/違反報告)
まーぼー 。(プロフ) - ありがとうございます！ (2015年4月3日 11時) (レス) id: 2c2dcc32ff (このIDを非表示/違反報告)
犲(プロフ) - まーぼー 。さん» ぜひ、よろしくお願いします。 (2015年4月3日 11時) (レス) id: b758e07e82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：犲 | 作成日時：2015年3月27日 15時
