検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:4,964 hit

7. ページ7

「菅原さーん!!」




人一倍大きな声で俺を呼ぶのは。





「日向…!!」




ずっと待ち焦がれていた日向だった。






「ど、どうだった?!」






「来てくれるそうですよ!!」






日向の嬉しい報告は。






「よ、よかった…!!」






俺をも笑顔にさせて。









「スガ?今日誰か来るのか?」






「え、あ、うん。見学しに来る1年生が。」





俺はニコニコ笑いながら言った。





大地はふーんと言いながらコート整備をする。






「うッス。」






小さな声で挨拶して体育館に入ってくるのは影山で…その後ろに。






「……!!」





彼女はいた。








「こんにちは。」







綺麗な透き通る美声で挨拶する彼女。







「い、いらっしゃい…!」







なぜか定食屋みたいになってしまい、日向にふき出された。







「日向翔陽さんに誘われて伺いました、京葉Aです。」







彼女はそう言うと45度で頭を下げた。







「か、堅苦しいことはいいからさ!どうぞ見学してって!」








俺も焦って急かしてしまったが。








「失礼します。」






彼女はしっかりそう言うと体育館の隅っこに座り込んだ。









「……スガ。あの1年?」






「そう。可愛いでしょ。」






そう漏れてしまった言葉。







「…へぇ。そういうことな。」






大地は妙に俺を変な目で見ると俺から離れていってしまった。






「ちょっ、大地?!」






大地の初めての反応に動揺して俺はすっとんきょうな声を上げてしまった。

8.→←6.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 菅原孝支 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - まーぼー 。さん» 申請、本当にありがとうございました。 (2015年4月13日 17時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
まーぼー 。(プロフ) - はい! (2015年4月3日 14時) (レス) id: 2c2dcc32ff (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - まーぼー 。さん» 許可しておいたので改めてよろしくお願いします。 (2015年4月3日 11時) (レス) id: b758e07e82 (このIDを非表示/違反報告)
まーぼー 。(プロフ) - ありがとうございます! (2015年4月3日 11時) (レス) id: 2c2dcc32ff (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - まーぼー 。さん» ぜひ、よろしくお願いします。 (2015年4月3日 11時) (レス) id: b758e07e82 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2015年3月27日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。