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入学式から数日後。
廃部寸前だったバレー部にも1年生が入ってきてくれた。
大地は何も言わないがホッとしているようだ。
…ただ俺は。
「菅原さんー!!」
「え。」
いきなり呼ばれ、ふいに肩を震わした。
「な、なんだ日向…」
新しく入ってきた1年の一人の日向だった。
日向は好奇心旺盛で何より元気がある。
……そうだ。
その時俺はあることを思いついた。
「あの、菅原さ…」
「日向。」
日向の言葉をさえぎってまで俺が聞きたかったこと。
「日向の学年に、黒髪の美少女いない?」
この聞き方はまずかっただろうか。
そう後から後悔したがもう遅い。
「あー…もしかして京葉のことですか?」
京葉(きょうば)。
それは彼女の苗字だろうか。
「くわしく聞かせてくれないか?!」
「いいですけど…」
それは彼女のことを知る唯一の情報源だった。
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犲(プロフ) - まーぼー 。さん» 申請、本当にありがとうございました。 (2015年4月13日 17時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
まーぼー 。(プロフ) - はい! (2015年4月3日 14時) (レス) id: 2c2dcc32ff (このIDを非表示/違反報告)
犲(プロフ) - まーぼー 。さん» 許可しておいたので改めてよろしくお願いします。 (2015年4月3日 11時) (レス) id: b758e07e82 (このIDを非表示/違反報告)
まーぼー 。(プロフ) - ありがとうございます! (2015年4月3日 11時) (レス) id: 2c2dcc32ff (このIDを非表示/違反報告)
犲(プロフ) - まーぼー 。さん» ぜひ、よろしくお願いします。 (2015年4月3日 11時) (レス) id: b758e07e82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:犲 | 作成日時:2015年3月27日 15時