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109. ページ14

「それでは最後に…山田美和子様、お願いします。」


司会の言葉に客席がざわついた。

もちろん…私も目を見開いた。

御三方のお母様…美和子さん。


すると真紅のドレスを身にまとった美和子さんが堂々と歩いてきた。


美和子さんは…リアの言った通り、容姿端麗。


それにお嬢様、という雰囲気が醸し出されてて、白い肌が印象的だった。


美和子さんは私達を見て一礼した。


お辞儀をしただけなのに見入ってしまう魅力を美和子さんは持っていた。




「お久しぶりにお目にかかります。山田美和子でございます。今回はこのパーティにお呼び頂き本当に嬉しく思いますわ。」


声も綺麗な人だった。


「有岡様には本当にお世話になっていて…この度のことはとてもおめでたく思いますわ。」



_____有岡様?



私はバッと大貴を見た。


大貴は私を笑顔で制す。




私は気づいてしまったのだ。

このパーティの名前を。

私はなぜ大貴と隣同士でここにいるのか。



……何を祝福されているのか。







「御二人とも。ご結婚、本当におめでとうございますわ。」





私は騙されていたんだ。




「大貴…っ!」

「まぁまぁ。落ち着けって。」

「落ち着けるわけっ…!!」



私が言い返そうとすると。


「これ以上、抵抗したらもっとすごいことするからね?」


そう言い私の唇からゆっくりと自分の唇を離す大貴が目の前にいて。



「あらぁ〜大胆なことだわ〜」

「この調子だったら第一子もすぐかもなぁ。」




なんて盛り上がる客席があった。

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(プロフ) - 盟さん» 本当に嬉しいです、ありがとうございます...!読みにくくてすみません、やまいぬと申します!ほんとですよね、私も書いててまた1の気分です笑そうなんですね!ありがとうございます!ずっと更新停止しててすみません、これからも見守ってくださると嬉しいです! (2019年6月8日 23時) (レス) id: c38e288aaf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初コメ失礼します(^^)Heartから作者さん(すみません漢字が読めなくて...)の作品を見させてもらってます!独占王子、早いものでもう4ですか...これからも更新頑張ってください(^^)もう一つの作品もお気に入りさせてもらってます♪そちらの方も応援しております! (2019年6月8日 15時) (レス) id: 2aa16a942c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年5月2日 0時

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