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55. ページ7

「ねぇ!あのご飯のお金って請求されないよね…?」


そう聞く私。



「心配しなくても今日のご飯は、お父様が用意してくれたものだから大丈夫だよ。」




慧がそう言ってくれたため私はほっと胸を撫でおろせた。



結局車で送ってもらうことになってしまった私は今、青崎さんの運転する車で三人と座席にすわってる。





…というかいつもより三人が私に寄ってるのは気のせい?






「Aっ!明日も来るよね?」



「え。明日は…日曜日だから仕事休みだよ?」



「ええっ?!そんなぁ…」




いきなりしょげてしまう侑李。




「ワガママ言ったらだめだよ侑李。涼介みたいにはなりたくないだろ?」



「あぁ?誰がワガママだ!!」



なんてまたケンカし出してしまったため、私は息をついて外を見た。



窓の外は見慣れた景色になってきたため、もうそろそろ着くだろう。




「おい。」


「はい?」



「あれから有岡とは会ってないだろうな?」



「あれからって…一日しか経ってないし会うわけないでしょう?」



「まぁそれもそうだな。」



涼介はそう言うと私と同じく外の景色を見だした。









「……相変わらず庶民の家は質素だな。」




私の家に着くなりそう言う涼介に腹が立ったが。




「みんなみんな、御三方のようにお金があって立派な家に住めるわけないんです。」



私はそう言うと青崎さんに車を止めてもらった。



「それでは失礼します。」




なんて言って頭を下げると自動でドアは閉まり、高級車は住宅街を去っていった。

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(プロフ) - カコさん» ありがとうございます!やっとの移行ですみません、、、これからも更新頑張るので見守ってくださると嬉しいです!! (2019年3月31日 5時) (レス) id: b752f57a42 (このIDを非表示/違反報告)
カコ - 更新待ってます!頑張ってください!応援してます! (2019年3月30日 18時) (レス) id: 44cb270c71 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年3月30日 9時

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