80. ページ32
数時間後。
私はあれから涼介にまたこの空き部屋に連れ戻された。
それからベッドでぼーっとしている。
…私、なんで一思いに嫌って言えなかったんだろう。
有無を言えない状態だったとしても、『愛を作る』なんて言われて本当に嫌だったら断れるのに。
____私はなんで言えなかった??
「笹塚さん。」
「はいっ?!」
急に呼ばれたため私の声は微妙に裏返る。
そして部屋にはいってきたのは...
「慧様。」
「だいぶ元気になったみたいだね。」
「はい。心配をおかけしました…」
私はそう言い頭を下げる。
「平気だよ。君も涼介もいなくて静かだったし。」
あれ?私、涼介と同じ部類に入っちゃうんだ…?!
私は少し肩を落としたが。
すると慧はじっと私の顔を見つめ
「…少し顔が赤いようですが。」
といきなり言い出す。
「え。そうですか?!」
私は顔を覆って顔が赤いと言われる原因を探そうとすると真っ先に浮かんだのは...
もしかして、さっきまで涼介のこと考えてたから…?!
「寝ておいたほうがいいんじゃない?」
「大丈夫だと思います!たぶ…」
そう言いかけた時だった。
慧がいきなり私の頭をなでた。
「男の人の前でそんな顔を真っ赤にされると襲われるよ?」
とか言い出すので私の顔の赤みはさらに増してしまった。
________________
80話抜かしてました、すみません...
488人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
犲(プロフ) - カコさん» ありがとうございます!やっとの移行ですみません、、、これからも更新頑張るので見守ってくださると嬉しいです!! (2019年3月31日 5時) (レス) id: b752f57a42 (このIDを非表示/違反報告)
カコ - 更新待ってます!頑張ってください!応援してます! (2019年3月30日 18時) (レス) id: 44cb270c71 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:犲 | 作成日時:2019年3月30日 9時