67. ページ19
「大地…どうしてあんなこと言ったの。」
「は？…あいつらがあんなでたらめなこと言うからだろ。」
大地はそう言いそっぽを向いてしまった。
「まぁまぁ…Aも大地君も落ち着いて。」
間にはいるリア。
「それに元はといえば私があの三人を呼んだのが悪いのですから…」
「リアは悪くないよ！」
私はすかさずリアに言う。
「……」
それから重苦しい空気が大きな車に漂った。
家に着くと私は大地に先に家に入るように言い
「リア。今日は招待してくれて本当にありがとう。このゴールドカードも…」
私はそう言いリアにゴールドカードを返す。
「そんな…！！それにA、ゴールドカード一度も使ってないじゃない。」
リアはそう言い微笑む。
確かに使いづらくて使ってなかったが。
「でもリアのゴールドカードで買ってもらっちゃって…」
「あ。そうそう。」
リアは私の言葉で思い出したのか大きなバッグから…
「あ、それって...」
「すっかり忘れてたわ。これ。おそろいでしょう？」
リアがくれたのは一番初めに買ったあの宝石だった。
「でも私こんな高価なの…」
「私、こんな同じ宝石二個もいらないもの。」
そして私はリアに宝石をもらってしまった。
「リア…」
「大地君にごめんねって伝えておいて？」
「だ、だからリアは悪くないって…！それに、大地もゲーセンで楽しんでたみたいだし。」
「それならいいんですけれど。じゃあまた明日ね？」
「うん。本当にありがとう！」
私がそう言うとリアはお嬢様らしい優雅な笑みを浮かべて、車で行ってしまった。
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犲(プロフ) - カコさん» ありがとうございます！やっとの移行ですみません、、、これからも更新頑張るので見守ってくださると嬉しいです！！ (2019年3月31日 5時) (
レス) id: b752f57a42 (このIDを非表示/違反報告)
カコ - 更新待ってます！頑張ってください！応援してます！ (2019年3月30日 18時) (レス) id: 44cb270c71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：犲 | 作成日時：2019年3月30日 9時
