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「へぇー?なんか普通だね。」
「あ?」
「何やってるの。侑李。」
「ああ。知り合いかなって思ったんだけど人違いだったみたい。」
侑李はそんなことを言うと私の腕を引っ張った。
「…え?」
「A、一緒に回ろ?」
なんて上目遣いでお願いされてしまう。
なんという破壊力…!!
「ご、ごめん。私はリアと…」
そう言いリアがいるほうを見るが。
「あれ?リア?!」
「お嬢様は今、一人ショッピングに夢中でございます。」
とすかさず付き人が私に言う。
一人ショッピングって…!!
「じゃあ問題ないよね?行こ〜」
侑李は私の腕をぐいぐい引っ張る。
「とりあえず飯だ。腹減った。」
なんて言うわがままな王子のせいでフードコートへ向かうことに。
ってか誰かどうにかして…!!
「待てよ。」
そう言う救世主。
「大地…!!」
大地は侑李の手を私の腕から引き剥がした。
ナイス!大地!!
私は心の中でガッツポーズを決める。
「………あのさぁ。」
侑李はキッとそんな大地をにらむ。
「いい加減さぁ。姉離れしたら?鬱陶しいんだけど。」
「俺は俺が認めた奴しかAは渡さないから。」
___こうして小さな二人のにらみ合いが始まったのでした。
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犲(プロフ) - カコさん» ありがとうございます!やっとの移行ですみません、、、これからも更新頑張るので見守ってくださると嬉しいです!! (2019年3月31日 5時) (レス) id: b752f57a42 (このIDを非表示/違反報告)
カコ - 更新待ってます!頑張ってください!応援してます! (2019年3月30日 18時) (レス) id: 44cb270c71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:犲 | 作成日時:2019年3月30日 9時