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64. ページ16

雑貨屋さんで私達はしばらくの時間を過ごしていた。



そしていきなりリアがつぶやく。




「そろそろかしら。」



…と。



「え?何が…」



私が言いかけた時だった。





「いらっしゃいませ!」




と入り口の方から店員さんたちの声が聞こえた。




あれ?今日、貸切なんじゃ…




「ふふっ。私が特別に招待した人たちよ。」




なんてリアは言うと雑貨屋さんから出て行ってしまった。



「リア?!ちょっと待っ…」



「ようこそ、おいでくださいました。私とA様は3階におりますのでぜひ来てください。」




リアは下に向かってそう叫ぶと私を見て不敵な笑みを見せた。




「リア?ほんとに今の誰___」



「山田様たちですわ。」




……は?




「えっ…?!な、なんで?!」



私が焦っていると




「A…誰か来たのか?」




なんてゲーセンから出てくる大地。



それと同時にエレベーターが開く音がした。




まさか。




こんなところで大地が山田たちと鉢合わせするなんて…!!



「人が多い方がショッピングセンターらしいでしょ?」



なんて言うリアは良かれと思ってやっていることらしい。




いや、でも…!!




「いたっ!A〜っ!!」



もう聞きなれてしまった可愛い声が近づいてくる。




そして体に温かいぬくもりを感じる。




「わぁ…本当に可愛い服だね…!!」




なんて笑顔で褒める彼は。




「その声…お前…っ!!」



こっちに駆け寄ってきた大地の目が鋭くなる。




「あ…もしかしてAの弟??」




なんて言い大地を妖しい笑顔を浮かべて見る彼は…




「侑李…」




大地の可愛い天敵、侑李だった。

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(プロフ) - カコさん» ありがとうございます!やっとの移行ですみません、、、これからも更新頑張るので見守ってくださると嬉しいです!! (2019年3月31日 5時) (レス) id: b752f57a42 (このIDを非表示/違反報告)
カコ - 更新待ってます!頑張ってください!応援してます! (2019年3月30日 18時) (レス) id: 44cb270c71 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年3月30日 9時

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