30. ページ30
その後、山田家では。
「……っつーか俺、なんであんな庶民に諭されてんだよ？！」
と…部屋に帰るなり、叫びだす涼介。
「…でも。マジで納得した…」
涼介はベッドに仰向けになった。
Aの凄さがだんだんわかってきた気がしていた。
…でもやっぱりAを認めるのは自分のプライドが許せなくて。
「ちっ…」
涼介は一人、舌打ちをした。
「…チャンス到来だな。」
そうつぶやくのは慧。
「え？慧ってまだ後継者の座、狙ってたの？？」
慧の部屋で。
侑李はベッドに寝転がり、くつろぎながら聞く。
「当たり前です。涼介なんかに山田家をまかせておけるわけないだろう？」
「ふーん？」
侑李は心底どうでもよさそうだった。
侑李は昔から後継者とかにあまり興味がない。
「ねーねー！それよりAはー？」
「笹塚さんならさっき帰っていったよ」
「そんなぁー…もっとしゃべりたかったのになぁ…」
残念。と侑李は肩を落とす。
はっきり言って侑李は後継者より異色なAの方が興味があるようで。
「侑李は笹塚さんのことばっかりだね…」
「えーだってかっこいいじゃん！Aって！」
そう目を輝かせて言う侑李は絶対に後継者争いに入ってこないだろうな…
そう改めて思い、照準を涼介にだけ絞ると決めた慧だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 471人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
犲(プロフ) - 侑李の嫁さん» こちらでもコメントしていただいてありがとうございます！！めっちゃ嬉しいです！！そんなに更新待っていただいて光栄です笑この作品もまた続編へ続くのでそちらもよろしくお願いします！いつもコメントほんとに嬉しいです！！ (2019年3月25日 19時) (
レス) id: b752f57a42 (このIDを非表示/違反報告)
犲(プロフ) - 知兎さん» ありがとうございます！！そんなこと言って頂いて本当に嬉しいです！ほんとに力になります！！またこの作品も続編へ続くのでそちらでもよろしくお願いします！ (2019年3月25日 19時) (レス) id: b752f57a42 (このIDを非表示/違反報告)
侑李の嫁(プロフ) - 犲さーーん( ≧∀≦)ノこちらにコメントさせて頂きます。更新お疲れ様です!!主人を待つ犬の様に、更新を待ってました(笑)犲さんのコメント待ってます(^-^) (2019年3月24日 15時) (レス) id: 6aa2a9ae5c (このIDを非表示/違反報告)
知兎(プロフ) - 犲さんの作品とても愛読しています！本当に面白いです！素晴らしい作品をありがとうございます！！更新頑張ってください！応援してます\( °0° )/ (2019年3月24日 14時) (レス) id: f0a4086589 (このIDを非表示/違反報告)
犲(プロフ) - あんこさん» ありがとうございます…！いつも読んでくださって感謝しかないです！これからも更新頑張るので見守っててくださると嬉しいです！ (2019年3月12日 20時) (レス) id: b752f57a42 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：犲 | 作成日時：2019年3月10日 2時
